生き方や内面は佇まいや顔だちに表れる。比留川游にとって俳優・深津絵里さんはノーブルな存在

生き方や内面は佇まいや顔だちに表れる。比留川游にとって俳優・深津絵里さんはノーブルな存在

創刊10周年を迎えたオトナミューズを体現するモデルや、新たな視点を教えてくれる連載執筆陣の皆さんに、「あなたにとってのミューズは?」と質問をぶつけてみました。自身の人生観やファッション、ライフスタイルにおいて、彼女たちはどんな人物に注目し、影響を受けているのでしょう。比留川游さんのロールモデルは?

YU HIRUKAWA

▶︎ ERI FUKATSU

photo: ©Katsuhide Morimoto

「深津絵里さんは昔から大好きな俳優。佇まいが美しく凜とされていて、私にとってとてもノーブルな存在です。私自身年齢を重ねてきて今思うのが、生き方や内面は佇まいや顔だちに表れるということ。これまでどんな風に自分と向き合って生きてきたのかが、若いころとは違って顕著に現れると思うんです。深津さんは、JRのCMのときのピュアで儚げな少女的可愛らしさを今もなお残しつつ、大人の女性としての洗練された雰囲気もある。それが、生き方の透明度を物語っているような気がして。パリを訪れたとき、ロエベのショーでお見かけしたのですが、真っ赤なドレスにノーアクセ、赤リップをまとった深津さんがただただ美しく、かっこよ過ぎて……私もこんな歳の重ね方をしたい! ミニマルな着こなしがサマになる女性でありたい! と強く思いました」

text:NAO MANITA[LIKECOME]

otona MUSE 2024年5月号より

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