【京都府京都市】ナガグツ食堂にて、ロボット耕作米「雷粉」で作った「ニョッポギ」を期間限定販売中!

人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカー「テムザック」と、京都市にある「ナガグツ食堂 DAL1119 イタリアン+ONE」がコラボレーション!テムザックのロボット耕作米でつくった米粉「雷粉」を使用した「ニョッポギ」を、ナガグツ食堂にて販売中だ。

「雷粉」について

「雷粉」は、医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット“WORKROID(ワークロイド)”を開発し続けているテムザックが、ロボット技術を用いて労力を大幅に削減する稲作“WORKROID農業”で育てた米を米粉にしたもの。

「米」の消費量は年々減少している一方、「米粉」はパン・ケーキ・麺類など小麦粉の代用品として多用途に使えるうえに、健康志向の高まり、輸入小麦の価格高騰などを受けて近年需要が増加傾向にある。テムザックは、「雷粉」を通じ、ロボット稲作という新しい省力化農業を確立させると同時に、米粉の魅力を発信し、米粉の需要拡大・食料自給率向上への貢献を目指していくという。

農業ロボット「雷鳥シリーズ」を続々開発&投入

また、米は日本の数少ない食料自給品目だが、農業従事者の最も多い割合を占めているのは、75歳以上だという(2020年時点)。高齢化・担い手不足、そして耕作放棄地の拡大に歯止めがかからない状況のなか、省力化・省人化に向けた技術革新が必須となっている。

テムザックは、宮崎県延岡市および北浦農業公社との連携協定(2022年12月締結)に基づき、2023年春から、ロボット技術を活用した“WORKROID農業”を開始し、米粉用稲作の省力化を進めている。

初年度は、農業ロボット「雷鳥シリーズ」を続々開発&投入し、労働時間を削減しながら、24aの圃場から800kg弱の米を収穫した。

製粉した米粉は「雷粉」の名称で食品業者へ提供し、6次産業化の仕組みづくりにも取り組んでいる。

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