2022年、エリザベス女王の葬儀でのメーガン夫人とカミラ王妃(C)GettyImages
チャールズ国王の戴冠式1周年を迎えるにあたり行われた最新の世論調査で、低迷していた英国の君主制への支持が着実に上がっていることが明らかになった。
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チャールズ国王の支持率アップ
チャールズ国王の戴冠式から5月6日で丸1年。エリザベス女王の死去に伴い2022年9月に即位した当初は、「ダイアナ元妃にひどいことをした2人が国王と王妃になるのは認められない」「エリザベス女王じゃなければ王室は成り立たない」などと叩く声が多かった。
戴冠式前に行われた世論調査でも、新国王の仕事ぶりを「良い」と評価する人は50%を切っており前途多難だといわれていた。
しかし、大手市場調査イプソスが英紙「メール・オン・サンデー」のために行った最新の世論調査によると、59%の人が国王の仕事をぶりを「良い」と評価。60%は君主制を維持すべきだと回答し、共和制にすべきだという28%を大幅に上回った。
国王は、今回の調査に参加した保守党支持者の73%、自由民主党支持者の68%、労働党の49%からの支持を得ており、幅広い思想の人から「国王として良い仕事ぶり」「国王としてふさわしい」と認められた形となった。
1年前には38%だったカミラ王妃の好感度も43%にアップ。病の国王を支え、人一倍全力を尽くしている彼女に対する世間の印象は、この1年で大きく変わったと伝えられた。
ただ彼女の「女王(クイーン)」という称号に違和感を感じる人は多いようで、 『王妃(クイーン・コンソート)』がふさわしいと感じる」という人の割合が10%ほど多かった。
配信: サイゾーウーマン