本日は、「予約の取れない伝説の家政婦」として有名なタサン志麻さんが日本テレビ『沸騰ワード10』で紹介していた「なすと納豆の甘味噌炒め」を作ります。”志麻さんレシピ”は、調味料に頼りすぎず、食材の持つ旨味を引き出して活かすのが魅力。今回使う調味料も、みそとみりん、砂糖だけ。また、揚げ焼きしたなすには、肉みそならぬ、”納豆みそ”をかけるんですって。おいしい志麻さんマジック、さく裂です!
【志麻さんのおしゃレシピ】具がぎっしり!「ねぎときのこのキッシュ」に挑戦♪長ねぎが和を感じさせる~♡
『沸騰ワード10』で披露した”伝説の家政婦”志麻さんのおしゃレシピ♪
日本テレビ『沸騰ワード10』では、出向いたお宅の冷蔵庫にある食材だけで、芸能人も大絶賛する絶品料理をパパッと生み出している、タサン志麻さん。
志麻さんのすごさは、買い揃えた食材ではなく、”今ある食材”をうまく組み合わせて、絶品料理を作り上げるところ。わたしには味の想像がつかない”組み合わせの妙”に、いつも感動しきりです。
本日は、『沸騰ワード10』で以前、志麻さんが作っていた「なすと納豆の甘味噌炒め」を作ります。ひき肉の代わりに納豆を使った”納豆みそ”をかけるのが志麻さん流。納豆の臭みとか、大丈夫かな?とちょっと不安もありますが…。志麻さんを信じて作ってみます!
「なすと納豆の甘味噌炒め」の材料と作り方はこちら!
【材料】2人分
なす…2~3本
納豆…2パック
みそ…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
にんにく(みじん切り)…1かけ
しょうが(みじん切り)…1/2かけ
青じそ(細切り)…3枚
青ねぎ(小口切り)…5本
サラダ油…大さじ2
ゴマ油…大さじ1
今回は分量を半分にして作ります。青ねぎは長ねぎの青い部分を使用することに。
【作り方】
1.なすを乱切りにします。
2.フライパンにサラダ油を引き、中火で揚げ焼きにします。
なすに火が通ったら取り出して、余分な油を切ります。
3.2のフライパンにゴマ油を追加し、中火で熱します。ちなみに、なすを揚げ焼きした際の油を拭き取ってから、ゴマ油を入れました。
ゴマ油が温まったら、みじん切りにしたしょうがとにんにくを入れて炒めます。
しょうがとにんにくの香りが立ったら、納豆、みそ、みりん、砂糖を入れ、納豆をほぐしながら炒めます。
納豆がほぐれたら、揚げ焼きしたなすを加えて軽く炒めます。
さらに、青じそと青ねぎを加え、さっと炒め合わせて出来上がり。加熱しすぎると納豆の栄養素が崩れるとのことなので、ご注意を。
調理時間は8分。あっという間に出来ました。
納豆の香りは、ふんわりする程度。同じ大豆製品であるみその香りと混じって、納豆の香りはそこまで強くありません。
では、いただきます!
えっ、おいしい。納豆の臭みがほとんどない…これは、びっくり。
甘くてコクのあるみそダレが納豆と混ざり、納豆の臭みを消しつつ、納豆の旨味を引き出している感じ。そんな納豆入りのみそダレが、香ばしくてとろっとしたなすに絡みつつ、青じそとねぎの爽やかな風味がアクセントとなって、味に厚みを出しています。
納豆入りのみそダレは、コク旨だけどあっさり。揚げ焼きしたなすのとろっとした甘みもしっかり感じます。ひき肉などを入れた肉みそより、油っぽさがなくて食べやすい。納豆のおかげで、みそダレがなすによく絡むところも◎。
手間ひまかけているわけでも、特別な材料を使っているわけでもないのに、納豆の臭みを消して、納豆の旨味を引き出しているところが、志麻さんのお料理センスなんだろうなとつくづく感心します。
志麻さんの「なすと納豆の甘味噌炒め」は、ひき肉の代わりに納豆をみそダレに加えて、揚げ焼きしたなすに絡めるという志麻さんのアイデアが光る一品でした。納豆の臭みをほとんど感じないので、納豆が苦手な方でも食べられそうです。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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