自分の子どもの「身だしなみ」について不満はある?
ネット上で話題となる「我が子の身だしなみ」についてですが、特に多いのが小学校高学年~中学生の男児を持つ母親からの声です。「爪は伸びっぱなし、髪はボサボサの寝ぐせのまま登校していく」「シャンプーとか歯磨きは雑だし、何だか臭う……」など、清潔感が皆無だという声。親として、自分の子どもの身なりは気になりますよね。
「あまり気にしなくても良い」という意見の人からは、「高校生ぐらいになったら勝手に身だしなみを気にしだすよ」「好きな子でもできれば変わる」といった異性の存在で変わるという声のほか、「身だしなみに気を使ったことで得をした経験があると、勝手に改善してく」などの声が上がっていました。
また親が指摘することで「うるさい」と抵抗してしまうこともあるため、「いくら親が言っても無駄だから、自分で気づくのを待っても良いと思う」という意見も多く見られます。
過去に「身だしなみを気にしない子ども」だった人からは、「身だしなみを整えるのが恥ずかしい時期もあるんだよ」といった繊細な思いも告白。「親にうるさく言われたから逆に汚くしてた」と、親への嫌がらせにおこなっている子どもも少なからず存在するようです。
エチケットの観念は親の責任?
「オシャレじゃない」と「エチケットがない」は別問題?
一方で「オシャレとエチケットは別」とし、「最低限のエチケットは親が教えておくべき」「他人に迷惑をかけないこと、不快にさせないことは親が教えないとダメ」という意見もあります。「爪が長いのは他の子に怪我をさせちゃう恐れがあるから、指摘するようにしてる」「臭いのは隣の席の子もかわいそうだし、厳しく言ってる」などの声が上がっていました。
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男子校に通う中学2年生の息子さんをお持ちのAさん(東京都)も、息子さんの身だしなみに悩まされているそうです。
「以前は月に1度通っていた美容院も、すでに半年は通っておらずボサボサです。服装は、かっちりしたものよりオーバーサイズのゆるっとしたモノを好みます。一方、本人は入浴は好きらしく、お風呂で動画を見たりと長風呂。ニキビも気になるらしく、化粧水も使うほどです。ニオイが気になるなどエチケット面では問題は見られないのですが……。
靴下が左右違っていても気にしない、ものすごい寝癖で登校するなど、外見は超だらしない(涙)。何度か『だらしなく見えてるよ』と注意したのですが、『別に男子校だし、人からどう思われるとか興味ない』とはねつけられました。彼は、他人からどう見られるか、は全く気にしていませんね。
記事にも書かれている「異性の存在」というのは少なからず当てはまっているかもしれません。男子校でいる限り高校卒業するまではこのままのスタンスかもしれません。
ただ、我が家では、こんなものぐさな息子が内面のみで付き合える友人がたくさんいることはいいことだ!という風に考えています。
大学に入って女性との関わりが増えたり、社会人になれば、変化があることを信じて。もちろん、『こうした方がいいんじゃない~?』と、指摘はし続けますけど……」(Aさん)
Aさんの息子さんのように、着心地を重視したり、オシャレに対する必要性を感じない子もいるので、本人の意見を尊重することも大事です。ただし周囲の人に不快感を与える状況があれば、保護者として何かしら対策をした方がよいでしょう。
例えば、臭い対策については、臭いに特化したシャンプーや、子どもが気に入った香りのシャンプーを選ぶことで意識するようになるかもしれません。また、男の子なら同性である父親や親戚の男性などから洗い方のアドバイスをもらってみても良いでしょう。子どものエチケットが気になる方は、ぜひ参考に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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