平均睡眠時間や、よい睡眠を取るための工夫について調査
650万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、平均睡眠時間や、よい睡眠を取るための工夫について調査し、その結果を発表しました。調査は、2024年3月28日(木)~2024年4月1日(水)の期間、全国15~64歳の男女を対象に、インターネット上で行われました。
1日あたりの平均睡眠時間(昼寝を除く、平日・休日を合わせた大体の平均睡眠時間)について、全体では「6~7時間未満」の割合が最も高く、3割超となりました。次いで「5~6時間未満」が2割超、「7~8時間未満」が2割で続きます。年代別にみると、50代を除くすべての年代でも「6~7時間未満」の割合が最も高く、それぞれ3割超~3割台後半です。
「8時間以上」の割合は、若い年代ほど高い傾向にあり、10代では2割弱となっています。
「7時間~8時間未満」と「8時間以上」を合わせた【7時間以上】の割合も、若い年代ほど高い傾向がみられました。特に10~20代では4割超の高い割合でした。
「5~6時間未満」の割合は50~60代で3割前後と高くなっており、男女別でも大きな差はありませんでした。また、40~60代では「5時間未満」の割合も他の年代に比べやや高くなっていました。50代では、「5時間未満」と「5~6時間未満」を合わせた【6時間未満】の割合が最も高く、男女ともに5割弱でした。
日本人の睡眠時間は平均7時間42分(※)といわれていますが、若い年代ほど睡眠時間が長い傾向にあることがわかりました。
※出典:厚生労働省e-ヘルスネット「健やかな眠りの意義」
睡眠のイメージ
よい睡眠をとるためにしていることは?
普段、よい睡眠をとる(睡眠の質を上げる)ためにしていることについて、「特に何もしていない」という人は、全体で約3割となり、女性よりも男性の割合が高い結果でした。また、年代でみると10代で35%と高めでした。
していることの全体1位は「照明・明かりを暗くする」で、3割台後半の高い割合でした。2位以降は「お風呂にゆっくり入る・リラックスする」が2割超、「寝具を工夫する」が約2割で続きました。
年代別にみると、すべての年代でもTOP3が同じ結果でした。3位の「寝具を工夫する」は、年代が上がるほど高い傾向がみられ、特に50~60代で高くなっています。「寝る前には、カフェイン・アルコールをとらない」は10代・30代で高く、4位。特に、10代女性、30代女性で2割前後と高くなっていました
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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