年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回は、六本木ヒルズにあるグランド ハイアット 東京のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」にやってきました。
座席からビュッフェ台までの間には「キャットウォーク」があって、なんだかテンションが上がってきます(笑)。そして、ビュッフェ台を見てテンションはさらに上昇!
決して品数が多いわけではないのですが、一つひとつの料理にこだわりを感じられて本当に贅沢。
まずは「ベジタブルクリュディナ グリーンピースディップ」から。宝石のように美しい野菜はどれも新鮮でシャキシャキ。ソースはクリームチーズとグリーンピースの風味が、クセになる味わい。「キヌアと大豆ミートのサラダ ハニーマスタードドレッシング」「ローストビーフ ワサビマヨネーズ」「スモークサーモンサラダ 根セロリのレムラード」と、食材のクオリティの高さがわかる前菜はどれも美味。
そんな中でも「グリルチキンと海老のシーザーサラダ」がお気に入り。私がサラダを選ぶのはとっても珍しいのですが、海老、アボカド、鶏肉など、具材の豪華さに感動したからなのです。チーズのコクをしっかり味わえる濃厚なドレッシングも素晴らしい。
続いて、コールドカットやチーズなどを持ってきてみました。「生ハム」は、塩気と旨みがたっぷり。イタリア北部ボロニア地方のソーセージ「モルタデラ」は、ぷりぷりとした食感が楽しめます。「パテ(Country pate)」は、お肉がみっちりと詰まっていて、この肉々しい旨みを堪能できるのがうれしい。「ポークリエット」はパンにはつけずあえてそのままで。ねっとりとクリーミーで、販売されていたら絶対に買ってしまいたいほど。
チーズのラインナップがあるのは土・日・祝日のみだそうで、チーズ好きとしては「土日に来てよかった~」と思いました。「コンテ」は、優しい塩気でこちらもいくらでも食べられてしまいそう。とろりとした口どけのいい「ブリードモー」は、パンとの相性が抜群です。
こちらのビュッフェはパンがとにかく充実していて、“ホテルで焼き上げたパンが食べ放題”という響きだけで幸せを感じてしまいます。
まずは「クロワッサンサンド」からいただいてみましょう。どのサンドイッチもこぼれ落ちそうなほど具材がぎっしりで、食欲を刺激する最高のビジュアル。本日のサンドイッチは、クロワッサンの「エッグサンド」と「アボカドサンド」。パンはその日によって違うようで、私が訪れた日はクロワッサンだったみたいです。
「エッグサンド」は、きゅうり、たまご、スモーキーな香りのするベーコンをサンド。全体のバランスがよく、しっとりとしたクロワッサンとベストマッチ。もう一方の「アボカドサンド」は、アボカドがゴロゴロ。クリーミーな味わいで、クロワッサンの甘みともよく合います。
お次は、季節のスープ「Potate leek soup(ジャガイモと西洋ネギのスープ)」。一見地味な見た目なのですが、これが本当においしくてびっくり。鍋の中でぐつぐつ煮込まれているから、トロッとした口当たり。クリーミーで深い味わいを楽しめます。塩気もちょうどいいですね。
再びパンのコーナーに来ました。お目当てはグランド ハイアット 東京が創業時から看板商品にしている、マーブル模様の「モーンデニッシュ」。まさかこちらをビュッフェでもいただけるとは…!
黒ケシの実のペーストがたっぷりと練りこまれていて、しっとりとした生地と上品な甘さで、お酒にも合いそう。
そのほかのパンもいろいろ食べていきます。パンの種類が豊富すぎるほどあるので、シェアして食べ比べてみてくださいね。
「チョコクロワッサン」は、外側がパリパリで、中はしっとり。生地からはバターの豊かな風味を感じられます。パッと見普通のメロンパンだと思っていたのですが、こちらは「柚子メロンパン」でした。柚子の皮が入っていて、メロンパンだけどメロンじゃない! でもとってもおいしいです。
しょっぱい系のお食事パンも並んでいます。これは「ベーコンクロワッサン」。クロワッサンのバターの風味とパリパリとした食感、そこへトッピングされたチーズとベーコンのジューシーさが合わさり、絶妙なハーモニーに。
そのほか、「レーズンパン」「ポンデケージョ」「バナナケーキ」「ミルクロール」などもいただきました。
※ローストビーフは土・日・祝日限定メニューです
ビュッフェの定番であり欠かせないものといえば「ローストビーフ」ではないでしょうか。目の前でカットしてもらえるのって、やっぱりテンションが上がりますよね。ローストビーフは赤身で肉々しく、とっても柔らかい。ソースは濃厚で、それがまたこのお肉とよくあうんです。「お肉を食べている!」という満足感が気に入りました。
ローストビーフの付け合わせには、「ポレンタ」と「スチームベジタブル」を。ポレンタは、つぶつぶとしたコーンの食感はありつつ、クリーミーでいながらあっさりとした味わいがビュッフェにぴったり。スチームベジタブルはシンプルだからこそ野菜のよさが引き立ち、甘味が存分にでていて絶品。
「ラタトゥイユ」も持ってきました。野菜は柔らかく煮込まれていて、トマトのコクも爽やかさもどちらも楽しめて、箸休めにちょうどいいお料理です。
温かい料理は「ブイヤベース」から。エビをはじめシーフードが盛りだくさんで、魚介の旨みがあふれ出ている絶品のスープ。
これは私の中での仮説なのですが、シーフードの料理がおいしいビュッフェって、ジャンルを問わずどの料理も絶対においしいと思っていて、やっぱりなぁという感じ。ブイヤベースに限らず、どのフードもおいしくて幸せが止まりません!
配信: OZmall