「夢の移住生活だけど…」定年退職後のギャップとお金問題の壁を乗り越えた先に【体験談】

「夢の移住生活だけど…」定年退職後のギャップとお金問題の壁を乗り越えた先に【体験談】

定年退職後は時間に余裕ができますが、一方で収入は減ってしまうことも。何をするにもお金がかかるので、夢の実現のためにはお金の課題をクリアする必要がありました。そんな私が夢の移住生活を実現するまでの経緯について紹介します。    

退職金をもらったのにお金の心配が…   

現役時代の自分は、退職すれば仕事をしなくてもいい夢のような人生が待っていると考えていました。しかし隣の芝生は青く見えるという言葉は本当で、いざ定年退職をすると特段やりたいことが見つからず、だらだらと毎日を過ごすように。毎日が休日だと思うと、休日のありがたみを忘れてしまうようです。夢にまで見た隠居生活でしたが、現実はそれほど楽しいものではありませんでした。

そこにはお金の問題も絡んでおり、たしかに退職金を1,500万円もらって貯蓄は一気に増えたものの、年金は給与よりも相当に少ないのです。そのため、今までの生活を維持させるとなると、年金だけでは到底足りません。だからといって貯蓄に手を付けていると、70代で底をついてしまいそうです。こうしたお金の悩みがあると、どうしても将来に対して悲観的に考え、行動を起こせなくなる自分がいました。

思い切って行動に移すことが夢の実現の第一歩    

お金の問題はいつも足かせになりますが、そればかり考えていても気持ちが落ち込むだけです。そこで自分の夢について思い起こしてみると、かつて移住生活に憧れていたことを思い出しました。

しかし、移住先で家を建てるほどの貯蓄はありません。ローンを組むにしても、定年退職後では厳しいでしょう。そう考えて移住生活を諦めていましたが、しばらくしてから賃貸物件に住めばよいのではないかと気付きました。人間は思考がネガティブに傾いていると、できない理由ばかりを考えてしまうようです。

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