胸焼けや喉の違和感、慢性的な咳の原因は?逆流性食道炎の症状と治療法

胸焼けや喉の違和感、慢性的な咳の原因は?逆流性食道炎の症状と治療法

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎になると様々な症状が現れます。
胃酸の逆流により酸っぱいものが上がってくる感じがする、胸焼けがする、食後に胸やみぞおちが痛むといった症状です。さらに、喉の違和感、声のかすれ、慢性的な咳などが生じることもあります。これらは、就寝中にのどのあたりまで胃液が逆流することが原因です。
こうして、逆流性食道炎が慢性化すると、QOL(生活の質)が下がってしまいます。もし、逆流性食道炎かもしれないと感じたら、早めに胃カメラ検査(内視鏡検査)を受けた上で治療を始めることが大切です。

逆流性食道炎の治療

逆流性食道炎と診断されたら、適切な治療を行っていきましょう。
服薬と生活習慣の改善が基本的な治療方法です。プロトンポンプ阻害薬などの胃酸をおさえる薬を投与します。それでも効果が不十分であれば、胃の運動の改善を促す薬、酸を中和する薬などを併せて使用することもあります。
患者様の症状や体質などから、適切な治療を選択していくのです。
生活習慣の改善としては、先述した逆流性食道炎になりやすい習慣、嗜好がある場合にそれらを制限したり、頻度を減らしたりします。

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