『私は無理』自分はやらず人に押し付けるママ友⇒じゃんけんを提案したらまさかの発言≪PTAトラブル≫

『私は無理』自分はやらず人に押し付けるママ友⇒じゃんけんを提案したらまさかの発言≪PTAトラブル≫

第68回 【実録】ママテナ人生劇場
各学校に設置されている「PTA」という組織。“子どもたちのため”というのはわかっているけれど、保護者にかかる負担の大きさから否定的な声もしばしば聞こえてきます。そこでママテナでは、独自のアンケート調査を実施。身近なところで起こった「PTAトラブル」を聞きました。
※全国にお住まいの20代~60代の男女、インターネット調査

■PTAの飲み会に強制参加。お酒が飲めないのに割り勘!?

保護者同士で親睦を深めようと開催されたPTA飲み会。お酒が飲めない女性が参加したところ、まったく楽しめなかったようです。

「子どもが通う小学校では、在学している6年間で必ず一度はPTAの仕事をしないといけないことになっています。比較的楽な体育委員や広報委員はやはり人気で、しかも人数も少ないため争奪戦に。私も希望しましたが、3年連続でくじに外れてしまいました。さすがに諦めたほうがよさそうだと思い、仲良しのママ友と地区委員をすることに決めました。

地区委員は、仕事量はちょっぴり多いのですが、その分、人数も多いのが特徴です。そこで委員長から、『新学期が始まる前に一度みんなで集まって、交流を深めよう』と提案がありました。私は家系的にもお酒が弱く、あまり乗り気ではありませんでしたが、半ば強制的に参加させられました。

そういう事情もあって、飲み会中は仲良しのママ友とばかりと話していたのですが、酔っぱらった委員長から『そこ、さっきから2人で話しすぎ』『一人こっちに来て』と引き離されました。

1次会の終了予定時刻になった頃、帰る準備をしていると、またまた強制的に2次会に参加させられることに。『みんな子どもがいるから、早く帰るだろう』と思っていたのですが……。ソフトドリンク2杯しか飲んでいないのに、お会計はまさかの割り勘。散々な目に遭いました」(30代・女性)

お酒を飲めないのに参加させられ、ママ友と話すことも許されず、誰かが飲んだお酒の分までお金を払わせられる。これほどつまらない飲み会はないでしょうね。

■委員長決めが難航。ある人が空気を読まない発言連発

続いては、PTAの委員長決めが舞台。ひとりだけ、自己中で空気を読まない発言をするママがいたそうです。

「うちの学校は、1人1回はPTA役員をやるのがルール。そのため、みんな積極的に立候補するなど、学年委員を決めるところまでは順調に進みます。が、やはり代表にはなりたくないので、委員長決めが難航します。

私の時も委員長決めで揉めたのですが、Aさんだけが自己中発言を繰り返し、悪目立ちしていました。『私はこういうの本当に苦手だから無理』と言うAさんに対し、まわりも『得意な人なんていないよ』と応戦しますが、畳み掛けるように『Bさんは要領がいいし、仕事もできるから絶対大丈夫!』『私さんは?』と、勝手に推薦していくんです。

仕事や家事、育児で優劣をつけるわけではありませんが、やりたい・やりたくない以前に、フルタイムで働いていたり、下の子がまだ小さかったり、ある程度は各家庭の事情も考慮すべきですよね。そういったことをお構いなしに押し付けようとするので、まわりも困っていました。するとAさんは、『じゃあ誰がやるの?』とイライラし始めました。

私は思い切って『やりたくない気持ちはみんな一緒』『公平に、じゃんけんにしましょう』と言ってみると、Aさんだけが大ブーイング。『私は絶対無理!』『もし私になったらあなた責任取れるの?』と言い出したんです。

埒が明かないので、『そんなに嫌なら私がやります』『その代わり、みなさんもフォローしてくださいね』と引き受けましたが、いま思い出しても腹が立ちます」(30代・女性)

どうして無理なのか、理由を言わずに拒否するあたり、非常に厄介……。自分のことは棚に上げて、他人に押し付けようと必死なのが伝わってきますね。
(文・イラスト:ママテナ編集部)

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ママテナ編集部
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