東京マリオットホテルのメロンアフタヌーンティーを実食!2品種のメロンを贅沢に味わう極上体験

東京マリオットホテルのメロンアフタヌーンティーを実食!2品種のメロンを贅沢に味わう極上体験

東京マリオットホテルの1階レストラン「Lounge & Dining G」で、2024年6月30日(日)まで開催されるメロンのアフタヌーンティー「Mellow-Mellow Melon Afternoon Tea」。千葉県産の希少な青肉メロン「千葉アクアメロン」と、高知県産の赤肉「アールスヴェロッサ」の2品種を使用した、旬のメロンを味わい尽くすティーセットです。ペストリーシェフ・石和悟さんの深すぎるこだわりをお聞きしながら、編集部が実食してきました。

編集部が東京マリオットホテルの「Mellow-Mellow Melon Afternoon Tea」を体験

“素材の良さ”にこだわり、シェフ自らが厳選したブランドフルーツをふんだんに使う、東京マリオットホテルのアフタヌーンティー。

2023年も大人気だったというメロンのティーセットが、糖度14度以上をうたう2品種のメロンを主役に据え、バージョンアップして帰ってきました。

1本の苗から1玉のみを生育しているという上質な「千葉アクアメロン」と、鮮やかなオレンジ色がまぶしい高知県産の赤肉メロン「アールスヴェロッサ」。取材時の千葉アクアメロンの糖度はなんと19度!

「その時期にいちばんおいしいフルーツを見極めて仕入れています。今年新たに採用したアールスヴェロッサは、青臭さがなくて6月までずっとおいしい品種。かわいらしいカラーリングとともに楽しんでほしいです」(石和シェフ)

緑&オレンジ色のコントラストが美しいアイテムの数々に見惚れつつ、さっそくスイーツからいただきます。今回筆者がいちばん感動したのが、「2色メロンのシュークリーム」。

表面がサブレのようにサクサクのシュー生地にメロンのクリームを挟み、千葉アクアメロンとアールスヴェロッサの果肉を丸くくりぬいて添えています。

特筆すべきは、メロンのクリーム。メロンのピューレにディプロマットクリーム(カスタードクリームと生クリームを混ぜたもの)を合わせた、ふんわり軽いメロンクリームを挟んでいます。こちらは、他のスイーツに入れているメロンクリームと軽さや濃度を変え、シュー生地と合うように配合を調整しているそう。シェフの熱意と細部へのこだわりには頭が下がります。

メロンのシュークリーム自体も珍しいですが、ふわふわのクリームとフレッシュなメロンのマリアージュがとても絶妙で、できることなら何個でも食べたい…。アフタヌーンティー限定のスイーツなので、出会えるのは今ここだけです。

アフタヌーンティーの上段でひときわ目を引く「2色メロンのスムージーパフェ」は、千葉アクアメロンとアールスヴェロッサの2種類のメロンスムージーを重ね、フィアンティーヌ(クレープ生地を薄焼きして砕いたもの)でサクサクとした食感を演出した1品。

美しいミニパフェは東京マリオットホテルの定番アイテムですが、スムージーパフェのスタイルは初めてです。メロンの風味がぎゅっと凝縮されたスムージーは、食感もなめらかで夏にぴったり。

千葉アクアメロンの層は王道メロンらしい広がる甘さ、アールスヴェロッサからはどこか上品さを感じます。フレッシュなメロンも2品種それぞれ添えられているので、こちらも食べ比べをお忘れなく!

メロンをかたどった見た目もキュートな「千葉アクアメロンとフロマージュブランのムース」は、千葉アクアメロンのピューレを爽やかなフロマージュブランとメロンのムースで包み込んでいます。

ピューレのなかにはカットしたメロン果肉のコンポートが入っていて、ふんわりとしたムースとの食感の違いも楽しい!

「メロンとローズのボンボンショコラ」は、なめらかなメロンガナッシュの中にローズが香るソースを忍ばせた二層仕立て。

「メロンとローズの組み合わせって、おそらく定番ではないんですが、実はよく合うんですよ。バラも5・6月の花ですし、旬も意識しました」と、シェフも太鼓判。

実際にいただくと、口の中でメロンの風味が広がりつつ、途中からほのかにバラが香ります。宝石のような輝きと上品な味わいに、どこか非日常を感じられました。

石和シェフが手掛けるスコーンは、卵不使用ながらしっとりとした食感を生み出せるよう、粉の配合からこだわった品。今回は生地に赤肉のドライメロンを練りこんでいます。

スコーンに添えられているのはアプリコットのコンフィチュール。ほどよい酸味がメロンの濃厚な甘さを引き立て、かつアフタヌーンティー全体でもいいアクセントになっていました。中盤にいただくのがおすすめ。

セイボリーも赤肉&青肉のメロンカラーを意識しつつ、4品中3品にメロンの果肉を使用した意欲作揃い。

特に筆者が感激したのは「オマール海老のビスクとアールスヴェロッサのグリル」で、とにかく濃厚なエビの風味と、スープの具として入っているグリルされたアールスヴェロッサの甘味が想像以上に合いました!

気が付けばほとんどのアイテム(スイーツは8品すべて)にメロンが使われていた今回のアフタヌーンティー。

濃厚な甘さとみずみずしさで、フルーツ単体でも充分満足感の高いメロンですが、シェフの手にかかるとこんなにも個性豊かなスイーツに変身するのか…と驚きました。

果肉自体のおいしさを存分に活かしつつ、アイテムごとに異なる食感の演出、意外な素材の組み合わせで緩急を効かせていて、「次はどんな“おいしい”が待っているのかな?」とわくわくしながら食べ進められます。

メロン好きはもちろん、スイーツ好きも満足すること間違いなしです!

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