猫の『ストレス』ためさせないための5つの工夫 放置すると体調不良や問題行動の原因に

猫の『ストレス』ためさせないための5つの工夫 放置すると体調不良や問題行動の原因に

猫はとっても繊細です。安心できる場所がない、狩りができない(遊び足りない)、トイレが汚れているなど、人間にとっては些細に思えることでも大きなストレスになってしまうことがあります。ストレスが溜まると、体調を崩したり、問題行動の原因になったりするなど、猫にとっても飼い主さんにとっても良いことはありません。猫がストレスなく暮らすためにできる5つの工夫を紹介します。

5.快適なトイレ環境

きれい好きな猫にとってトイレ環境はとても重要です。トイレが汚れていると、それだけでストレスになってしまう場合があります。また神経質な猫は、自分のものであってもトイレに排泄物があると嫌がって、トイレ以外で排泄(粗相)をする原因にもなり得ます。

そのため猫が排泄をしたら、すぐに排泄物を取り除くのが理想です。仕事などで日中いない場合も、朝と夜の最低2回はトイレ掃除をするようにしましょう。

また猫が快適にトイレを使うためには、設置場所にも注意が必要です。大きな音が出る洗濯やテレビのそば、人通りの多い場所は落ち着いて排泄をすることができず、ストレスになってしまう可能性があります。

トイレの設置数は、部屋の広さなどにもよりますが、基本は「頭数分+1台」が良いと言われています。

また、猫はこだわりの多い生き物です。気に入るトイレの素材や形などを見つけて、愛猫仕様のトイレにしてあげましょう。

まとめ

猫は繊細で、人間にとっては些細なことでもストレスを溜めてしまいます。日ごろから愛猫の様子を観察し、ストレスサインが見られたら適切に対応することが大切ですが、それ以上にストレスを感じない環境をつくることも重要です。

猫のストレスの原因の多くは、猫の本能に由来するものです。今回紹介した5つの工夫は基本中の基本です。愛猫に快適にすごしてもらうためにもぜひ、参考にして環境を整えてあげましょう。

関連記事:

ねこちゃんホンポ
ねこちゃんホンポ