犬好きにはたまらない!今年もカンヌ映画祭は犬が人気

犬好きにはたまらない!今年もカンヌ映画祭は犬が人気

5月はカンヌ国際映画祭の季節です。昨年に引き続き、今年もカンヌでは犬たちの活躍が話題を集めました。

カンヌのレッドカーペットに今年も登場の犬のメッシ

世界中の映画ファンが注目するフランスのカンヌ映画祭。この映画祭にはジャーナリストが創設した「パルム・ドッグ賞」という映画に出演した犬のための賞があり、犬好きにとってもたまらないものです。

昨年パルム・ドッグ賞を受賞した「落下の解剖学」出演のメッシ(映画の中ではスヌープ)は、犬好きさんたちがカンヌに注目する理由のひとつでもあります。

「落下の解剖学」は昨年のカンヌの最高賞であるパルムドールだけでなく、アカデミー賞でのオリジナル脚本賞など、数々の映画賞を受賞しました。そして今年のカンヌでもまたメッシが注目を集めました。

メッシは今年の映画祭の期間中、2つのテレビ局のために8つの1分番組の司会を務めるそうです。

こちらは今年のカンヌのレッドカーペットでのメッシの様子です。

https://www.youtube.com/watch?v=RcmwguA-S-g

しかし、今年の映画祭で注目を集めた犬はメッシだけではありませんでした。

犬の裁判をテーマにしたコメディ映画

今年のカンヌ映画祭で人気を集めた映画のひとつは、Le Procès du chien(犬の裁判)という作品でした。タイトルのとおり、何度も問題を起こしている犬の裁判がテーマになっています。

フランスとスイスの合作映画で、動物の弁護を専門とする若い弁護士アヴリルが、何人もの人を噛んだ罪で死刑の危機に直面している犬を、死刑から救うために奮闘するというストーリーだそうです。

この犬コスモス役を演じたのはグリフォン系雑種のコディで、コディは当初オオカミのように遠吠えすることができなかったのだそうです。

2人のドッグトレーナーが彼から遠吠えを引き出すため試行錯誤を繰り返し、最終的にコディは映画の中で見事な遠吠えを披露しました。

フランスでの公開はこの秋ということですから、日本でこの映画が見られるのはもっと先の話になりますが、犬の裁判をテーマにしたコメディ映画、心に留めておいてくださいね。

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