リビングには何を収納するのが正解? 子どもの成長に合わせて見直すとスッキリできる

おはようございます。

ライフオーガナイザーで一級建築士のあさおか まみです。

マンションに住み始めて17年。現在、わが家のリビングの収納は、テレビボードの引き出しのみです。以前は、ダイニング側に小物収納の引き出しが入ったオープン棚もありましたが、今では不要になりました。

息子の成長にともない、リビングのものを見直してきたタイミングと、気づいたことをご紹介します。

■子どもがリビングで過ごすのが多い頃は、ものが集まりやすい

小学生くらいまでは、子どもがリビングで過ごす時間が多くありました。リビングやダイニングで、テレビを観たり、おもちゃで遊んだり、絵を描いたり、勉強したり……。お友だちが来たときは、部屋中におもちゃが広がることもありました。

リビングテーブルの下は、リモコンやティッシュ、子どもがよく使うもの、小さなゴミ箱の定位置。テレビボード下の棚には、ゲーム機器関係のものを収納していました。

私もリビングで過ごす時間が多く、仕事はダイニングでしていました。ダイニング側のオープン棚には、書類や本、私が使うパソコンなどを収納。引き出しには、家族で共有して使う文具類などが入っていました。

この頃は、「もう少し収納が欲しい」と感じることもありましたが、この棚に収まる範囲でものを持つようにしていました。

■子どもが個室で過ごす時間が増えた頃は、ものも個室へ

子どもが高校生になったときは、コロナ禍の真っただ中でした。夫は在宅で仕事になり、息子はゲーム機器を自室に移動させたことで、家族それぞれ個室で過ごす時間が増え、リビングで過ごす時間が減りました。

私も、自分の仕事部屋をつくり、リビング・ダイニングにあった私個人のものを移動。

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オープン棚は、文具類などが入った引き出しと、少しの書類だけを残し、スペースにゆとりができました。

子どもが成長すると、親が管理するものが減っていきます。また、家での過ごし方も、スマホでそれぞれ好きなものを視聴して楽しむスタイルに変化。家で使うもののほとんどは、個人所有となっていることに気づきました。

■子どもが一人暮らしになり夫婦2人になった今

大学進学で息子が家を出たので、今は、子どものものは家にありません(思い出品は残っていますが)。また、夫婦とも自室があるので、リビング・ダイニングに収納するものはほとんどなくなり、テレビボードの2段の引き出しだけになりました。

上段の浅い引き出しには、爪切り、体温計、猫ブラシ、粘着クリーナー、毛玉取りブラシ、電池、マッチ、キャンドルなどを収納。

下段の深い引き出しには、アイロン、スチームアイロン、毛玉取りクリーナー、寝る前のケア用品などが入っています。

アイロン台は、リビングダイニングから死角になる、テレビの裏側に立てかけています。

子どもの成長は、あっという間。親とは違うスピードで、生活が変化します。使うものが変わり、ものの所有の形が変わり、生活も変わると気づいたことで、スッキリとリビングを片づけることができました。

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ライフオーガナイザー あさおか まみ

HP:暮らsing〜片づけで私らしい暮らし〜

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片づけ収納ドットコム
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思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけ収納のプロ「ライフオーガナイザー」を育成する日本ライフオーガナイザー協会の公式ウェブマガジン。片づけのプロが自宅で実践していることを中心に、時間を生みだす片づけ・収納のコツや、心地いい暮らしづくりのヒントをお届けしています。
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