参列者の多くを悩ます「服装マナー」
LINEでできる式場探し「トキハナ」が、「参列者の服装(謎ドレスコード)」に関する調査を行い、その結果を発表しました。調査は、2024年5月、X(旧ツイッター)ユーザー20~40代男女324人を対象に、インターネット上で行われました。
それによると、「結婚式で着る服に困ったことがあるか?」という質問に対し、約75%の女性が「ある」と回答しました。さらに「結婚式で着る服の準備について、金銭的な負担を感じたことはあるか?」と質問したところ、20代の67%が「金銭的に負担である」と回答し、慣習やマナーが多すぎて「何を着たらいいかわからない」若者が続出していることがわかりました。
参列者が結婚式で着る服を迷ってしまうのは、一般的なドレスコードと違い、特に明確な指定がないからでしょう。
結婚式の参列時の服装も暗黙の了解として「こうでなくてはならない」「世間一般的にこう言われているからこのアイテムは着てはいけない」というネットに点在する曖昧なルールが広がっているのが、参列者を悩ます原因だと考えます。
Xのアンケート調査で、多く参列者が結婚式の服装の縛りの多さに違和感を感じているものの、大切な友人や知人の人生の重要な節目にふさわしくない格好で参加することは避けたい、新郎新婦の親族にマナー違反と思われたくないなど、非常識とされることへの不安から、服装の細かいマナーにも従うようにしているという意見が多く集まりました。
トキハナから新郎新婦への提案「気にしなくてもいいドレスコード」
主催者側がドレスコードを決めるのが良い
主催者である新郎新婦が良しとする服装であれば、周りの人は慣習などに振り回されてとやかく言う必要はないはずです。調査を行った「トキハナ」は、「この問題を解決するには、主催者である新郎新婦が自ら行動を起こす必要がある」と言います。
さらに「結婚式の参列者の服装に関しては、日本人特有の『こうでなければならない』という暗黙のルールが負のスパイラルを引き起こしていることが見て取れます。
この状況を変えるためには、これからの結婚式では主催者側がドレスコードのルールを設定し、カジュアルな服装でも問題ないと判断した場合には「白・黒の服装も可」「パンツスタイルも可」などと事前にアナウンスすることがゲストへの配慮になるでしょう」とアドバイスしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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