暑い夏には欠かせない、扇風機。
帰宅した時や風呂上りなどに、扇風機の涼しい風に当たると気持ちがいいですよね。
しかし、老朽化した扇風機の使用を続けると、事故につながる可能性があると、独立行政法人製品評価技術基盤機構のXアカウントが注意を呼び掛けています。
老朽化した扇風機の使用に、注意喚起
扇風機は、長く使い続けていると、内部配線が劣化し、発火するリスクが高まるといわれています。
特に製造から10年以上経っている扇風機は、事故の発生率が高いそうです。実際に、扇風機が原因で、住宅が全焼する火災が起きています。
扇風機が発火する瞬間をとらえた、こちらの動画をご覧ください。
熱中症の警戒アラートも出るくらい、猛暑日が続いていますね🥵
見た目では、分かりにくいですが、扇風機の内部配線が劣化していることがあるので、異変を感じたら使用を中止してください🙅
製品事故を防ぎながら、猛暑を乗り越えていきましょう✨#NITE #キケンを知らせナイト #電気製品 #扇風機 pic.twitter.com/UDyySZKu70
— ナイト(独立行政法人 製品評価技術基盤機構) NITE公式 (@NITE_JP) August 21, 2023
発熱や発火を起こしやすいのは、首振り部分や電源コードなどです。
首振り部分に通っている配線が、首振り機能で繰り返し折り曲げられることで、劣化し、発火を起こします。
動画でも、配線の劣化部分からスパークが発生し、あっという間に扇風機を溶かしていますね。
扇風機の動きが悪くなったり、異音がしたり、発熱や焦げ臭さを感じたら、使用を中止してください。
また、使用しない時は、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
上記のような異常がなくても、扇風機を10年以上使用している人は、買い替えを検討するのもいいかもしれません!
[文・構成/grape編集部]
出典 @NITE_JP
配信: grape [グレイプ]
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