犬の『しっぽが下がっている』ときの心理4つ 愛犬の気持ちを汲み取ってあげましょう

犬の『しっぽが下がっている』ときの心理4つ 愛犬の気持ちを汲み取ってあげましょう

犬のしっぽは様々な感情を表現しています。この記事では、「しっぽが下がっている」ときの心理を解説します。愛犬の気持ちを理解するためにぜひチェックしておきましょう。

3.敵意がないことを相手に示している

犬のしっぽは感情表現のためだけでなく、相手に気持ちや意志を伝えるためにも役立っています。

犬がしっぽを下げた状態で他の犬に近づいたり、しっぽを下げた位置で振ったりしているとき、対峙している相手に対して「敵意はありません」「喧嘩をする気はないよ」という意思表示をしていることが考えられます。

こうして相手に敵意を持っていないことを伝えたり、相手の気持ちを落ち着かせようとしたりするために取る行動は「カーミングシグナル」と呼ばれています。カーミングシグナルを相手に見せることで、トラブルを回避しようとしているのです。

また、頭の位置を下げたり、視線をそらしたりする行動もカーミングシグナルのひとつで、しっぽを下げる行動と同時におこなう様子がよく見られます。

4.リラックスしている

犬がしっぽを下げていると、怖がっているなどネガティブな感情を持っていると考える人は少なくないと思います。

実際、ここまで解説してきた通り、不安や恐怖、警戒心を抱いているときにしっぽを下げる犬はたくさんいます。

しかし、犬がしっぽを下げているとき、リラックスして気分がいい状態の場合もあるのです。穏やかな気持ちでいるとき、体の余分な力が抜けてしっぽも下がり、ユラユラと揺れていることも多いのでぜひチェックしてみてください。

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