健康診断と食事制限
健康診断の各検査では適切に検査ができるように、前日の夜から食事制限を設けています。
当日は空腹状態で検査を行っていく必要があるため、午前に検査がある場合は夜21時までに夕食を終えるよう患者様に指定し、それ以降の時間は絶食するのが基本となります。
午後の健診の場合は、検査の8時間前に朝食を済ませ、消化の悪い物は食べないことが重要です。食事制限のルールを守らなかった場合は当日に適切な検査ができず、健康な方でも糖尿病などの重い病気の疑いが出てしまうので、前日の食事には細心の注意が必要です。
健診前夜には控えたほうが良いものとは
午前の健診で、夜21時以前の食事を守っていても、消化の悪い食べ物は胃に内容物が残りやすく、検査に影響が出る可能性が高いです。また、脂肪分の多い食べ物や甘い物は中性脂肪や血糖値の数値に影響が出やすいため、夜21時までの食事でもなるべく避けるか控えめにするよう心がけましょう。
配信: 医科歯科健診コラム