愛猫の『香箱座り』4つのパターン別に見るキモチ 必ずしもリラックス状態とは限らない?

愛猫の『香箱座り』4つのパターン別に見るキモチ 必ずしもリラックス状態とは限らない?

猫が前脚を折りたたんで座る姿勢を「香箱座り」といいます。リラックスしている証拠…といわれることが多い座り方ですが、実はそうではない可能性も…。そこで今回は、愛猫の「香箱座り」のパターン別に見るキモチを紹介します。

3.肉球を床に付ける

香箱座りの中でも最もリラックス度が低いのが、肉球を床に付けているパターンです。これはすぐに立ち上がれる姿勢で、休みながらも警戒心を解いていない状態。迎えたばかりの猫や、来客があったときによく見られます。

基本の香箱座りをしている途中に、突然この姿勢になることもあります。なにか気がかりなことがあって緊張状態に入ったのでしょう。また、遊びの途中で「小休止」としてこの姿勢になることもあります。

ちょっと似ている「スフィンクス座り」との見分け方のポイントは、上半身と肘です。スフィンクス座りは上半身を起こして肘を直角にしますが、香箱座りは上半身があくまで伏せの体勢であり、肘を内側に折り曲げています。

4.片前足を伸ばす

片方の前足を前方に伸ばした香箱座りは、基本姿勢の途中で見られることがあります。これは前足をストレッチしている状態。長時間折り曲げていた足を伸ばして楽にしているというわけです。

また、なにか気になるものが現れたときにこの姿勢になることもあります。飼い主さんが動き出したり、窓の外に虫を発見したり…。リラックスはしているものの、「お?なんだ?」とちょっぴり興味のスイッチが入った状態です。

そして、香箱座りの姿勢を保ちながら、つま先立ちで片足を出す猫も。

これは、ネット上で「フローフェン」などと命名されているこの姿勢ですが、どうやらとっても機嫌がいいときの仕草なのだそうです。これはあくまで噂にしか過ぎませんが、すぐに動ける姿勢でないことは確か。リラックスしている上に、「ルンルン♪」と楽しい気持ちになっているのかもしれませんね。

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