整水器を製造販売している日本トリムは、滋賀県草津市・湖南中央園芸組合前組合長の横江喜代治氏と提携して作った「電解水素水で育てた草津メロン」を、6月14日(金)12:00より、湖南中央園芸組合に所属する「横江農園」のHPにて、300セット限定で販売する。
産官学で「還元野菜プロジェクト」を推進
現在の日本の基幹的農業従事者(個人経営体)(※1)は5年前に比べ22.4%(28万7千人)減少した。また、65歳以上が占める割合は約70%となっている(※2)。低収益な点が問題視されることなども理由となり、農業離れが加速している状況だ。
日本トリムの農業事業における目標は、農業用水を「電解水素水(※3)」に変えることで農作物の収穫量を増加させることや、抗酸化成分の増加による果実や野菜の高品質化という付加価値の高い農作物を販売することで農家の所得を増加させることだ。
左:水道水 右:電解水素水
2011年に整水器から生成した水素を含んだアルカリ性の電解水素水を青ネギ栽培に使用したところ、収穫量・品質が上がったことをきっかけとして、そのメカニズム解明のため、電解水素水の農業への応用について高知大学と共同研究を開始し、エビデンスの取得に注力してきた。
還元野菜プロジェクト調印式 (2015.7.3)
現在は、電解水素水で栽培した野菜=還元野菜の普及、機能性の解明を目指し、高知県、南国市、JA南国市、高知大学と5者協定を結び、産官学で「還元野菜プロジェクト」を推進している。
将来的には電解水素水を使った農作物の栽培方法を世界に広げ、画期的な農業改革に貢献することを目指す。
毎年12時間程度で完売するほど
そんな同社と横江農園は、2015年より電解水素水(※1)を使用した草津メロン栽培の実証実験を行っている。草津メロンは、草津市で生産されている国内トップレベルの糖度を誇るブランドメロンで、毎年6月中旬~7月中旬に販売されている。
草津メロンの基準では、サイズが3L以上、糖度が14.6度以上を「特秀」と定めているが「電解水素水で育てた草津メロン」は、毎年特秀の基準を上回る糖度17~18度のメロンが収穫できている。収穫したメロンは、横江農園のHPで販売しているが、毎年12時間程度で完売するほど、ファンが多いメロンなんだそう。
「電解水素水で育てた草津メロン」の発売日は、6月14日(金)12:00より。300セット限定で、売り切れ次第終了となる。
限定200セットの「タカミメロン(緑肉)」は「4Lサイズ」2個入り(重さ1.8kg以上)/4,200円と「5Lサイズ」3個入り(重さ2.2kg以上)/6,600円を販売。
限定100セットの「タカミレッドメロン(赤肉)」は「4Lサイズ」2個入り(重さ1.8kg以上)/4,700円と「5Lサイズ」3個入り(重さ2.2kg以上)/7,500円を販売する。
さらに今回、特大6Lサイズも販売予定!6Lサイズ2個入りは、6,400円~7,000円。
収穫予定日は、6月25日(火)~7月5日(金)。問い合わせは、横江農園HP内「CONTACT」より連絡しよう。
配信: STRAIGHT PRESS