指定河川洪水予報とは? 発表された時の行動例や避難ポイントを紹介

指定河川洪水予報と警戒レベルの関係


引用:気象庁「指定河川洪水予報の標題

指定河川洪水予報は情報の種類ごとに警戒レベルと結びついています。

・氾濫注意情報:警戒レベル2(洪水注意報)

・氾濫警戒情報:警戒レベル3(洪水警報)

・氾濫危険情報:警戒レベル4(洪水警報)

・氾濫発生情報:警戒レベル5(洪水警報)

氾濫発生情報が発表されたときには、すでに安全に避難することが困難で危険な状態です。

なお、警戒レベル5は本来なら特別警報に該当するレベルですが、洪水に特別警報はありません。

洪水の特別警報がない理由は、洪水警報は雨量以外のダム等の人為的な流水の制御、潮位や支川合流の影響、インフラの整備状況などが考慮されていないためです。

洪水警報は流域の雨量を基準にして発表されるため、水位に基づいて発表される指定河川洪水予報の氾濫発生情報を警戒レベル5に位置づけることで、洪水の特別警報は行わないとしています。

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