作り方
玉ねぎを炒める
フライパンに大さじ1/2杯程度のサラダ油(分量外)と玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで弱火で炒めます。
火を止めてバターを加える
火を止めてバターを加え、余熱で溶かします。火を止めることでホワイトソースがダマになりにくく、焦らずゆっくり作業できます。
薄力粉をふるい入れる
薄力粉をふるい入れ、ヘラですり潰すようになじませ、均一なペースト状にします。
弱火で2~3分炒める
焦がさないように混ぜながら弱火で2~3分炒めます。混ぜないで放置すると、焦げてクリームコロッケらしくない茶色のルーになってしまうのでご注意ください。
火を止めて牛乳を2回に分けて加える
火を止めて、牛乳を半量入れて混ぜます。均一なペースト状になったら、残り半量の牛乳を加えてよく混ぜます。ヘラですり潰すように混ぜ、塊が残らないように意識します。
※牛乳を一度に全量入れるとルーが混ざりにくいため、半量ずつ加えてください。
混ぜながら中火にかける
中火にかけ、絶えず混ぜながらとろみがつくまで煮ます。最初はサラサラの状態ですが、混ぜているうちにとろみが出てきます。
カニ缶と塩を加える
カニ缶と塩を加え、混ぜながら煮ます。
カニ缶の水分が多い場合はとろみが弱くなるため、混ぜながら余分な水分を飛ばして仕上げます。しっかりととろみがつき、底面が沸騰するように膨らんできたら火を止めます。粘度はヘラで混ぜた跡がしっかり残る程度が理想です。
冷蔵庫で冷やす
ラップをバットや保存容器に敷き、タネを流し入れて粗熱を取ります。粗熱が取れたら表面をラップで覆い、冷蔵庫で1時間以上冷やします。半日からひと晩冷やすとしっかり固まります。時間がない場合は冷凍庫で30分ほど冷やします。
バッター液とパン粉を用意する
溶き卵に薄力粉30gをふるい入れ、サラダ油を加えます。よく混ぜて全体を均一な状態にします。すくい上げるとスルスル流れ落ちるゆるさです。固い場合は水小さじ1杯(分量外)を足してください。パン粉は大きめの容器にたっぷり(100~120g)入れておきます。
タネの空気を抜いて分割する
冷えたタネをラップごと取り出し、ラップの上から手のひらでかるくポンポン叩きます。カードやヘラで6分割にします。
ひとつずつラップで包み、俵型にととのえます。手で成形する場合は、手のひらに薄くサラダ油を塗っておくとタネがつきにくく作業しやすいです。
※ここでタネがやわらかくなっている場合は、次の工程にすすむ前に冷凍庫で20~30分冷やします。
衣をつける
タネをバッター液にくぐらせます。2本の竹串を箸のように使い、タネに刺して持ち上げると余分なバッター液が落ちます。
※タネがやわらかいと竹串で刺せないため、手やスプーンで作業するか、タネを冷凍庫で20~30分冷やしてから作業してください。
タネに竹串を刺して持ち上げ、パン粉が入っている容器に移します。
上からパン粉をかさね、手でふんわり押さえてまぶします。余分なパン粉をやさしく払います。
180℃の油で揚げる
180℃の油にタネをそっと入れ、衣がきつね色になるまで揚げます。一度にたくさん入れると油の温度が下がるため2~3個ずつ揚げます。
※180℃の目安は、熱した油鍋にパン粉をひとつまみ入れ、すぐにシュッと音を立てて全体に広がるくらいです。
油を切って完成です。次のタネを揚げる前に、鍋に残っているパン粉のくずをきれいにすくい取ります。揚げ油の温度が心配な場合は、新しいタネを入れる度に、パン粉をひとつまみ入れて温度を確認してください。
よくある質問・Q&A
タネがやわらかい場合はどうすれば良いですか?
ホワイトソース作りの際にやわらかいと感じる場合は、焦がさないように混ぜながら、時間をかけて煮て水分を飛ばします。成形や衣づけの際にやわらかいと感じる場合は、タネを冷凍庫で20~30分以上冷やして扱いやすい固さにしてください。
冷凍保存できますか?
冷凍保存は可能です。衣をつけてからラップでひとつずつ包み、冷凍で約1週間保存できます。食べる際はカチカチに凍ったまま180℃の油で1~2分揚げてください。完全に解凍してから揚げると、水分が出て爆発するおそれがあるので避けましょう。
おすすめのアレンジレシピは?
カニ缶の代わりに、コーン缶やハム、かに風味かまぼこなどを入れるアレンジができます。カレー粉や粉チーズを入れて風味や旨味を足す、牛乳の1/3~1/2量を生クリームに置き換えて濃厚に仕上げるのもおすすめです。
配信: macaroni