今日も本が助っ人、ぽっぽです!
わが家の次女は、2歳くらいのころ生粋のアンパンマンっ子でした。
アンパンマンの指人形を常に全指につけて行動するような熱狂ぶり!
そこでアンパンマンの本もたくさん読んだのですが、その中で娘ではなくわたしが大好きな本が「アンパンマン伝説」。
アンパンマンが生まれるまでの歴史、生みの親のやなせたかしさんの人生が綴られている本です。
このアンパンマンの顔も好き!
詩集から生まれた書き下ろしのエッセイ
この本の好きなところは、見開き1ページの片側に詩とイラスト、そしてもう片側にやなせさん自身が書いたエッセイと写真が載っているところ。
詩集とエッセイと絵本と写真集がぜーんぶ合わさったような贅沢な本!
もともと連載されていた「アンパンマン伝説」という詩集をもとに、写真とエッセイを書き下ろしされたそうです。
アンパンマンを描く前のこと、描いてから人気が出るまでのこと、人気が出てからのこと・・・と、やなせたかしさんが当時の写真と気持ちで振り返っていて読み応えたっぷり。
中でも、アンパンマンを人気者にしたのは誰だったのか、ぞくぞくとしてくる「最初の予兆」という章が大好きです。
読みながら、自分もなぜか当時のやなせさんになったように気持ちが高ぶってくるのです。
裏表紙のアンパンマン、何かをみつけたみたい
いつまでも語り継がれてほしい1冊
発売されたのは1997年。
やなせたかしさんはその16年後の2013年に永眠されました。
そして昨年2023年、この本が装い新たによみがえったとのこと!
やなせさんの言葉で綴られたアンパンマンの歴史、こうして残していただいてとても嬉しいです。
みなさんもぜひ、読んでみてください^^
アンパンマン伝説|フレーベル館
<あんふぁんメイト ぽっぽ>
夫・長女7歳(小2)・次女5歳(幼稚園年長)・息子3歳
新刊チェックと懸賞が日課!特技はキッチン奥でのこっそりチョコ。
配信: あんふぁんWeb