誰もが知ってる有名企業、でもその名の由来を尋ねられても答えられない人は多いはず。明日誰かに話したくなる「豆知識」として、有名企業の社名由来を紹介します。今回はビューティー・コスメ企業編。
由来を知ってる人も多い「花王」
洗濯洗剤や衛生用品、ヘルス・ビューティーケア用など多数の商品が市場に並ぶ「花王」(東京都中央区)。その頃の良さから、社名の由来を知っている人が多い企業かもしれません。
1887(明治20)年、前身となる長瀬商店が創業し、1890年に製造・販売を始めたのが「花王石鹸(せっけん)」。これは、当時化粧石けんが「顔洗い」と呼ばれていたことから「カオ(顔)石鹸」と名付け、「花王」という文字を当てたものといいます。
日常で「顔を洗う」というフレーズを耳にすると、自然と思い出す花王……。130年前に誕生した石けんをルーツに、広く深く生活に根付く商品の数々を生み出してきた同社の、ブランディング力の原点にして核そのものとも言えるのが「花王」という社名です。
花王が扱う有名クリームの由来は?
ちなみに、同社とバイヤスドルフ社の合弁会社であるニベア花王が国内展開しているのが、ドイツ生まれのスキンケアブランド「NIVEA(ニベア)」。1911年にクリームが誕生した際、雪のように白いその見た目から、ラテン語のnix(雪)、nivis(雪の)という単語から命名したそうです。
こちらも身近な商品ですが、名前の由来はあまり知られていないかもしれません。
ビューティー・コスメ商品のイメージ
配信: LASISA