●ビニール袋から出す
ビニール袋に入れたままだと、特に湿気の多い梅雨時期は傷みやすくなってしまいます。必ずビニール袋から出し、新聞紙やキッチンペーパーで1個ずつ包んで、湿気を防ぐ×風通しの良い環境を作ってあげてください。
▲全体が緑色に変色した新じゃがいもに注意!中毒成分が含まれているので、皮を厚めにむいてから使いましょう。
●光をあてない
これは“新じゃが”に限らず、通年のじゃがいもに共通する重要な注意点です。じゃがいもは日光や蛍光灯の光にあたると発芽や緑化しやすく、ソラニンやチャコニンという天然の毒素(グリコアルカロイド)を生成してしまいます。腹痛や吐き気、頭痛などの中毒症状を引き起こすことがあるため、芽や緑色になった部分は包丁で必ず取り除いてから調理するようにしましょう。
▲発芽した芽の部分にも中毒成分が含まれています。包丁の刃元の角で芽をえぐるようにして、必ず取り除いて!
ちなみに、冬から春の寒い時期はりんごと一緒に新聞紙などに包んで保存すると、りんごが出すエチレンガスがじゃがいもの発芽を防ぐと言われています。
▲低温で長期間冷蔵保存したじゃがいもを揚げるなど高温で調理すると、有害物質のアクリルアミドが増えやすくなります
配信: LASISA