ふくしま12市町村移住支援センターでは、今年度の移住検討者を対象とした移住体験ツアーの第1回を、7月20日(土)・21日(日)に実施する。募集開始は、6月7日(金)からの予定となっている。
ふくしま12市町村移住支援センターの活動
福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営する、ふくしま12市町村移住支援センターは、福島第一原子力発電所の事故により避難指示等の対象となった南相馬市、田村市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町の福島12市町村への移住・定住を促進するため、2021年7月1日に設置された。
広域連携が効果的な事業や、福島12市町村による移住施策の支援等を行っている。
福島12市町村への移住者や移住希望者が増えている中、希望者に寄り添った情報発信や地域を知ることができるイベントなどを、今年度も拡充していくという。
企業体験や先輩移住者との交流もできる移住体験ツアー
移住検討者を対象とした移住体験ツアーは、参加者に対して12市町村への移住を後押しするため、2021年度から開催してきたもの。
移住時の「仕事」や「地域とのつきあい」という2つの不安要素を解消するべく、各ツアーでは、企業体験、地域住民や先輩移住者との交流の機会も得られる企画となっている。
昨年度は全9回開催され、各回20人、合計定員180人に対して、1300人を超える申し込みがあった。
今年度のツアーは、全8回実施される。うち2回は、昨年好評だった「子育て」をテーマとしたツアーが実施される予定だ。
6月7日(金)から募集開始予定の第1回は、飯舘村と川俣町を訪問。企業見学や公営住宅の案内、役場からの移住者向け支援制度の説明、先輩移住者とのコミュニケーションの機会も設けられる。
詳細は、6月7日(金)公開予定の特設ページにて確認を。
配信: STRAIGHT PRESS