【栃木県】宇都宮市内の中学校で交通系ICを活用した見守りサービス開始。登下校を保護者に通知

GreatValueは、同社が提供するまちのDX「HERO」と交通系ICカードを連携活用した、子どもの見守りサービスを、6月4日(火)に宇都宮短期大学附属中学校へ導入した。

交通系ICカードをかざすと登下校が家族に通知される

同見守りサービスを利用するには、まちのDX「HERO」に、保護者の情報と、手持ちの「totra」もしくは「Suica」裏面のSuicaID番号を登録することが必要。

子どもが、教室前等に設置されたリーダーに登録した「totra」もしくは「Suica」をかざすと、家族に登下校の通知が届くという仕組みだ。

なお、「totra」とは、「Suica」の機能に加え地域独自サービスを1枚で提供できる地域連携ICカードの1つ。

見守りサービス開始の背景

近年、警察署や学校などから、携帯電話を活用した不審者情報メールの配信が普及しつつある。その中で、メールを受け取った家族が子どもの在否を学校へ確認することが増え、学校側の負担となっているそうだ。

そこでGreatValueは、「HERO」と交通系ICカードを連携活用した見守りサービスを開始。「Suica」や地域連携ICカードを活用して子どもの見守りを実現することで、課題解決を図る。

なお、宇都宮短期⼤学附属中学校への導入は、スタートアップが行政課題を解決することで、これまでにない成長機会を得ることを目指す場とする「TOKYO UPGRADE SQUARE」にて出会った、宇都宮市東京オフィスによるマッチングを通して実現に至ったのだそう。

関連記事: