犬が体調を崩す『ご飯の与え方』4選 愛犬が病気になってしまう危険な行為とは

犬が体調を崩す『ご飯の与え方』4選 愛犬が病気になってしまう危険な行為とは

ご飯が大好きな犬でも、与え方によっては体調を崩す場合もあります。そこで今回は、犬が体調を崩す「ご飯の与え方」をご紹介します。今回の記事内容に当てはまる方法で愛犬にご飯を与えている方は、すぐに改善するようにしましょう。

3.食べる前に「マテ」をさせる

ご飯を与える前に、愛犬に「マテ」をさせている飼い主さんは多いでしょう。しかし、近年このしつけは犬の「早食い」の原因になるためNGだといわれています。

もともと、ご飯前の「マテ」のしつけは、「犬のご飯は飼い主の後に食べさせる」「飼い主のOKが出てから食べるように教える」など、犬と上下関係を築くために行われていましたが、最近の研究で犬は食べるタイミングで上下関係を決めていないことが分かってきました。

むしろご飯前の「マテ」のしつけは、早食いによって犬が喉にフードをつめたり、胃捻転や消化不良を起こすリスクがある上、犬がご飯をくれない飼い主に「意地悪をされている」と感じ、信頼度が下がるなどデメリットが多いことが判明しているのです。

安全のため、犬には「オスワリ」と声をかけ、アイコンタクトが取れたらすぐにご飯を与えましょう。

4.ご飯を出しっぱなしにする

「お腹が空いたらいつでも食べられるように」と、犬のご飯を出しっぱなしにするのは良くありません。

フードは長時間空気に晒されると酸化したり腐ったりする場合があり、食べた犬がお腹を壊す可能性があるため大変危険です。

また、ご飯の出しっぱなしは犬が「ご飯はいつでも食べられる」と思ってしまい、ご飯を残したり食べなくなってしまう恐れがあります。食べムラは栄養の偏りや犬がおやつばかり欲しがる原因になります。

犬のご飯は食べる直前に準備し、15分ほど経って食べない分は片付けてしまいましょう。古くなってしまったご飯は、衛生面を考えて処分するようにしてください。

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