編集部がフォーシーズンズホテル丸の内 東京の「アロハ アフタヌーンティー」を体験レポ!
今回のアフタヌーンティーのテーマは、旅先としても人気の「ハワイ」。ココナッツやマンゴー、バナナ、パッションフルーツといったトロピカルな食材を使用したメニューを味わってきました。
セイボリーは有名シェフが手掛けた5種のメニューを堪能。スパイシーなメニューなど1品1品複雑ながらも深い味わいを楽しみます。
スイーツはどれもお花がのっていたり、南国を思わせるカラフルな色だったりと、見ているだけでハッピーな気持ちに! ハワイの伝統スイーツのアレンジメニューなど、華やかで異国情緒が感じられる味を贅沢にいただきます。
まずは、フレッシュな赤色が特徴的なこちらのウエルカムドリンク「マイタイモクテル」。飲んでみると爽快感があり、果実の風味を華やかに楽しめます。
カップの上にはパイナップルやラムのお酒がきいたベリーなど、まるごと食べられるフルーツが付いていて幸福感がアップ!
「MAISON MARUNOUCHI (メゾンマルノウチ)」のアフタヌーンティーの特徴は、コース料理のようにセイボリーをいただいてからスイーツが登場することです。今回は、5種のセイボリーが運ばれてきました。実はこちらのセイボリー、フォーシーズンズホテル東京 丸の内の中にある数カ月先まで予約が取れないフレンチレストラン「SEZANNE (セザン)」の総料理長 ダニエル・カルバート氏のお料理。どれもビジュアルが繊細でエレガントです。
「食べてしまうのがもったいない…」と思いながら、1つひとつを大切に味わっていきます。
5月のタルト型のセイボリーは「グリーンアスパラガス クリームチーズ」。季節のアスパラガスをオランデーソースと一緒にいただきます。
穂先は柔らかさを、茎は歯ごたえを楽しめるので、その食感のギャップに驚き。旬のアスパラガスを1品で二度楽しめます。さらにオランデーソースが軽めなので、アスパラガスの爽やかな味とクリーミーな味がほどよくマッチしていました。ちなみにこちらの料理は手に持って食べてもOK!
6月からは、グリーンアスパラガスが桜鱒に変更になります。
私の推しセイボリーはこの「野菜のサモサ キュウリのライタ」。ひと口食べると、皮からパキパキッという音が聞こえるほど楽しい食感。中には、豆やにんじん、ジャガイモなどの細かく刻まれた野菜が入っておりほくほく感があります。甘めのカレーにほんのりスパイスが効いているような優しい味がしました。
そして、このサモサと下のキュウリとミントのソースが、驚くほど魅力的なのです! キュウリのしゃきっとしたみずみずしさとミントの清涼感がスパイシーなサモサと相まって、何個でも食べられそうなほど、癖になる味でした。
続いては、お待ちかねのスイーツタイム。エグゼクティブペストリーシェフのパトリック・ティボー氏がハワイの思い出をもとに創作したスイーツは、見ているだけでも南国を感じるようなトロピカルな見た目で胸キュンです。
暑い夏にぴったりな、爽やかな果実や、ひんやり感があるジェリーなど、食べる前からワクワクが止まりません!
私のスイーツ部門イチオシメニューは「パッションフルーツ&バナナムース」。白くなめらかなバナナムースの中に、香ばしくキャラメリゼしたバナナが閉じ込められているので、いろいろな方法で欲張りにバナナを味わえます。
ポイントとなるのは、ムースの上のパッションフルーツジェリー。甘味と爽やかな酸味、なめらかな中にパッションフルーツの種のプチプチとした食感…心地のいい対比と、最後に残るバナナの甘さに癒される、大満足の1品でした。
ダイス状にカットされたマンゴーがキュートな「マンゴー&ライムタルト」。生クリームが絞られていると思いきや、実はこれライムのガナッシュ(チョコレートクリーム)なんです!
今まで味わったことがない甘くておいしいマンゴーと爽やかなライムのハーモニーが楽しめます。中にはマンゴージャムが入っていて、最後まで果実の味を味わいました。
伝統的なハワイのお菓子「ハウピア」をシェフオリジナルにアレンジしたケーキがこちら。上の白い層はココナッツのプディング、紫色の層はスイートポテトのクリーム、茶色の層はシナモンのサブレになっています。
もともと「ハウピア」は伝統的なホームメイドケーキとしてハワイで親しまれているため、少し懐かしいようなホッとする味に心が温まります。
配信: OZmall