メディカルノートと神奈川県横浜市にある松島病院は、メディカルノートが運営する医療情報メディア「Medical Note」にて、主に横浜市の患者への発信を目的とした特集サイトを公開した。
大腸がん罹患者数の多い神奈川県の課題
神奈川県内で罹患者数の多いがんの1つとして、大腸がんが挙げられる。2018年時点では、男性ではもっとも多く、女性では2番目に多いがんとなっているという。
治療で根治(がんが完全に治る)を目指すには、がんを早期に発見することが重要だ。一方、神奈川県の大腸がん検診の受診率は40%台と低い状況であり、各自治体や医療機関は引き続き検診の受診率向上やがんの啓発活動に取り組み続けることが求められている。
特集サイトの内容
2024年に100周年を迎える松島病院は、長年にわたって大腸・肛門病の領域を専門として診療を提供する医療機関。2023年5月には、肛門病を専門とする松島病院と、内視鏡検査を専門とする松島クリニックが統合した新病院をオープンし、よりスムーズな診療体制を整えた。
今回は、大腸・肛門病の診療に関する情報を求める横浜市の患者へ向け、松島病院の病院情報を適切に届けるべく、「Medical Note」内にて特集サイトを公開した。
この特集サイトでは、大腸内視鏡検査や痔の治療について、診療実績の多さや医師の専門性など松島病院ならではの特徴を紹介。また、同院で2023年にスタートした「女性専門外来」についても分かりやすくまとめている。
加えて、理事長から横浜市の患者へのメッセージも併せて掲載。大腸・肛門の治療に不安を抱える地域の患者に松島病院の思いや取り組みを知ってもらうことで早期受診・適切な治療につなげ、地域医療への貢献を目指す。
配信: STRAIGHT PRESS