“中価格帯コスメの逆襲”「アットコスメ」ベスコス2024 9割が国産ブランド…一体なぜ?

“中価格帯コスメの逆襲”「アットコスメ」ベスコス2024 9割が国産ブランド…一体なぜ?

「@cosme ベストコスメアワード2024 上半期新作ベストコスメ」発表!

「アイスタイル」が、「@cosmeベストコスメアワード2024上半期新作ベストコスメ」発表会を、2024年6月6日(木)に東京都(渋谷区)にて開催しました。

 発表会では、TOP10に選出された商品の傾向に加えて、入賞のコスメから見える消費者トレンドや、意識調査などの関連データから見えた生活者動向、リサーチトピックなどが発表されました。


アイスタイル代表取締役社長・COO遠藤宗さん

“中価格帯コスメの逆襲”

 会場には、アイスタイル代表取締役社長・COO遠藤宗さんが出席。コスメ業界における消費者の動向に対して遠藤さんは、

「昨今よく言われている低価格帯と高価格帯の2極化が、円安の影響や、物価高の影響を通して起きていると思うのですが、特にそれはメイクのカテゴリーにおいては顕著に表れているかと思います」

「一方で、スキンケアのカテゴリーにおいては国産のブランドが“中価格帯”と言われる部分で非常に検討されていて、今回のベストコスメの中でもそのような商品が多数受賞されている印象です。生活者のみなさんは、それこそ円安や物価高になったりする世の中の流れのなかで、より“価格分の価値をシビアに判断”していると思います。その中でメイクカテゴリーは、ラグジュアリーブランドが、入り口を作りやすい商品を作ったり、ブランドの接点を作ったり、逆にプチプラに優秀な商品があってかつ韓国などから、どんどんそのカテゴリーに入ってくるという熾烈な争いがあると思うのですが、スキンケアは、逆に国産のブランドが商品の価値を高めてくれるようなことを取り組んでらっしゃって、今回の受賞にもそれが現れているかなと感じます」

「今回の新上半期ベストコスメは3,800くらいの商品の中から選ばれました。今申し上げたような“中価格帯”コスメがどんどんまた世の中に出てくることを僕らは“中価格帯コスメの逆襲”と呼んでいますが、そのようなことが感じられるようなラインナップになっているのでぜひ楽しんで頂けたらと思います」とメッセージ。


(写真・左)アイスタイル代表取締役社長・COO遠藤宗さん、(写真・右)アテニアの代表取締役社長・保坂嘉久さん

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