安全を確保するための荒れ地の開拓
山を購入して最初に直面した問題が、荒れ地の開拓です。自分が購入した山は個人が所有していたもので、コテージはありましたが、長年に渡って放置されていたこともあって荒れ放題でした。
鋭利な枝やつまづいたら転倒して大けがをしかねない大岩など、障害物を退かさなければとてもではありませんが安心してキャンプなどできません。土地の開拓以外にも、夜更けに明かりに誘われて訪れる猪や鹿などの野生動物の対策も必要です。
自己責任で誰にも頼れない現実を目の当たりにして、心が折れそうになりましたが、大金を払って買った以上は後戻りはできません。その後、インターネット検索や山暮らしに詳しい友人に話を聞きながら開拓をしていき、3カ月後に何とか普通に暮らせる状態にできました。
まとめ
根気よく荒れ地を開拓した結果、念願だった毎日がアウトドアの暮らしを手に入れることができました。今は時間に追われて生活をしていたサラリーマン時代と違って、誰に気兼ねすることなくスローライフを満喫しています。苦労も多かった分、喜びも一入(ひとしお)です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/田中 康太
イラスト/マメ美
著者/シニアカレンダー編集部
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配信: 介護カレンダー
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