「すぐに人を疑う祖母の介護に限界…」先行きの見えない介護生活の果てに【体験談】

「すぐに人を疑う祖母の介護に限界…」先行きの見えない介護生活の果てに【体験談】

施設入所から変化した祖母の性格

介護施設に入所してからの祖母は、おとなしい性格に変化したようです。祖母はもともと怒りっぽい性格でしたが、外面が良いところがありました。しかし介護施設という外の世界で暮らすようになったことで、本来の性格である外面の良さが出たのかもしれません。重度の認知症の状態にあっても、人間本来の性質や本性の部分は変わらないのだと思いました。

まとめ

認知症の祖母の介護は大変で、まるで体の大きな子どものお世話をするような感覚。物忘れをしたり、物がなくなれば人のせいにしたり。施設入所が決まるまでは戦いのような毎日でしたが、それゆえ入所が決まったときの安堵感は言葉では言い表せないほどでした。そして、改めて認知症を患う高齢者の介護が大変であることを痛感しました。  

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

文/佐川健太

著者/シニアカレンダー編集部
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