暑くなってきて、スーパーにフレッシュなトマトが並ぶようになりましたね。今日はそんなトマトを使ったおしゃれな「トマトファルシ」のレシピを神奈川県の農家から教わりました。「ファルシ(Farcir)」は、フランス語で「詰める」という調理方法を意味します。日本だとピーマンの肉詰めが思い浮かびます。ちょっと難しいイメージのある料理ですが、硬めのトマトなら成功しやすいそう。それではさっそく詰めてみましょう!
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トマトの旨味と肉汁が凝縮!「トマトファルシ」
材料(4人分)
トマト…4個
玉ねぎ…1/2個
合いびき肉…200g
米…1合
青じそ…2枚
とけるチーズ(スライス)…2枚
コンソメ…小さじ1/2
オリーブオイル…適量
水…適量
[A]
パン粉…大さじ4
卵…1/2個
牛乳…大さじ1
塩・こしょう…各適量
作り方
1.玉ねぎをみじん切りにする。耐熱皿に入れたらラップをして電子レンジで1分半加熱し、冷ましておく。
2.トマトのヘタが付いている方がフタになる様に切る。トマトの中身をくり抜き、塩(分量外)をふってキッチンペーパーの上に逆さにおく。
塩をふって、しっかり水分を出すのがヒケツのようです。
3.くり抜いたトマトの中身を一口サイズに切り、チーズと青じそで包む。2個作ったら半分に切る。
くり抜いたトマトの残りは、後で使うので取っておいてくださいね。
4.ボウルに1の玉ねぎと合いびき肉、[A]を加え、粘りが出るまで混ぜる。
5.2のトマトの水気をキッチンペーパーで拭き、4→3→4の順で詰める。
6.耐熱皿に洗った米を敷き、くり抜いたトマトの残りと水とコンソメを混ぜ合わせたものを入れたら、5をのせる。
くり抜いたトマトの残りと水を合わせたものは、合計250mlくらいになるように、水の量を調整してください。
7.トマトのフタをしてオリーブオイルを回しかけたら、230度に予熱したオーブンで45分焼く。
フタ(トマトのヘタの部分)は良い具合に焼けたら(約20分ほど)、途中で取り出すのがおすすめです。
今回は合いびき肉が余ったので、丸めて耐熱皿の隙間に詰めてみました。
オーブンからおいしそうな香りが漂ってきて、いそいそと何度も覗きに行ってしまいました(笑)。
仕上げに刻んだパセリ(分量外)を散らしてみたら、さらに彩りが良くなりました。
ではさっそくいただきましょう!
トマトの酸味と甘さが肉汁の旨味と合わさり、思わず唸ってしまうおいしさです〜♡
中に詰めたチーズがとろけて、青じその爽やかな香りがアクセントになってます。
下に敷いたお米はちゃんと炊けているか心配でしたが、トマトや肉の旨味を吸ったお米は何ともやさしい味わいで絶品。
パエリアのような感覚で、最後までぺろりと食べられます。
多少のお焦げは旨味になるので、気にせず焼いてくださいね。
トマトファルシは味付けは塩・こしょうのみとシンプルなので、素材の旨味を活かしたやさしい味わいになりました。
最初、上手くできるかしら?と思っていたくり抜き作業が思いのほか楽しく、簡単にできてうれしかったです。トマトが熟しすぎていると柔らかくてくり抜きにくそうです。作る際はなるべく硬いトマトをご用意くださいね。
スパイスが好きな方なら、肉ダネにナツメグやクミン、コリアンダー、にんにくなどを効かせてアレンジしてもおいしいと思います!
トマトにお肉を詰めて焼くだけで笑顔になれる「トマトファルシ」。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね!
★今回のレシピは、JAよこすか葉山「すかなごちそう」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://cookpad.com/recipe/6299246
配信: あたらしい日日
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