京都産国産珈琲の生産と農福連携を目指す「淸兵衛」(本社:京都府八幡市)は、今年度中に開業予定の古民家カフェで提供予定のメニューを、放課後デイサービスを提供しているグラッチェ協力のもと、発達障害を持つ子どもたちと共同で開発した。
農福連携の第一歩として、メニュー開発を実施
農福連携を目指す「淸兵衛」は、より具体的な農福連携の一歩として何かできないだろうかと考えるなかで、以前から「淸兵衛農園」の運営や珈琲栽培についてのアドバイザーとして協力してもらっているグラッチェに相談。それが、今回の活動のきっかけとなったという。
グラッチェが運営する放課後デイサービスに通う子どもたちの力を借りることで、「淸兵衛」だけでなく、子どもたちにも良い経験になるのではと考えたことから、子どもたちとのメニュー開発に至った。
メニュー考案会と試食会を実施
「淸兵衛」は、地産地消×農福連携をキーワードに、「淸兵衛」が運営する畑で取れた「安納芋を利用したコーヒーに合うカフェメニュー」の考案を子どもたちに依頼。小学校低学年~中学生の6名が参加し、事前メニュー考案会を開いて、それぞれのアイディアをアウトプットしてもらった。
5月11日(土)には8名の参加者が集まり、考案会で考えたメニューを実際に調理して試食会を開催。食後にはアンケートを実施し、その結果をカフェメニューに反映したいと考えているという。
配信: STRAIGHT PRESS