写真ACより
4月期の春ドラマも続々と佳境を迎えている今日この頃。迫る最終回に向けて思わぬ方向に物語が進んでいるドラマ2作品を、これまでのあらすじと共に紹介! 今後、いったいどう着地していくのか、要注目です。
目次
・『Re:リベンジ-欲望の果てに-』、赤楚衛二の“闇落ち”止まらず
『Re:リベンジ-欲望の果てに-』、赤楚衛二の“闇落ち”止まらず……
こんばんは、編集Mです。4月期の春ドラマの中には、衝撃の展開を迎えているものも存在します。まずは、赤楚衛二の“闇落ち”っぷりが話題のフジテレビ系木曜ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』。巨大病院を舞台にしたオリジナルのリベンジサスペンス!
主人公は、病院理事長の父・智信(光石研)に反発し、週刊誌記者をしていた天堂海斗(赤楚)。院内の権力争いの果てに智信が命を落としたことで、父の無念を晴らそうと病院を取り返すところから物語は始まりました。てっきり、海斗が病院の“闇”と戦う物語とばかり思っていたんですが……。
智信が高い能力を見込んで病院に招いた医師・大友郁弥(錦戸亮)を父の仇だと疑っていた海斗。本当の犯人が叔母の市子(余貴美子)らだとわかってからも、看護師の元カノ・朝比奈陽月(芳根京子)を奪われた恨みもあって大友を目の敵に。そして熾烈な戦いの末、自ら新理事長の座に就きます。
でも、海斗が融資を取り付けた投資ファンドは不正をしていたり、なにかと危ういところばかりで、正直、大友のほうが何枚もうわて。
しかし暴走気味の海斗は、智信が進めていた「心臓血管外科プロジェクト」に着手し、大友の意見をスルーして外部の岡田医師(内田慈)を招いて心臓病を患う陽月の妹・美咲の手術を強行します。
しかし、術後に美咲は死亡。その原因として岡田の医療ミス疑惑が浮上するも、海斗はそれを隠ぺいする選択をするのでした。
その後、大友の行動によって、海斗に思いを寄せていた後輩記者・木下紗耶(見上愛)は美咲の死の真相を知り、記事にすることを決意。岡田の医療ミスの可能性を指摘した医師・若林雄介(橋本淳)を呼び出すのですが、その夜、雨の中、頭から血を流して地面に横たわる紗耶の姿が映し出されたところで第9話が終了。
どうでしょう、この胸糞展開。正直、海斗には序盤から「?」となる部分が多くてまったく感情移入できず、冷静に周りを見ている大友のほうがヒーローっぽいところがあるなぁと思っていたんですが、まさかここまで闇に染まるとは。
木下ちゃんが自分に好意を寄せていることを利用して口封じのためにベッドインしたかと思えば、何も知らずに妹の死から立ち直ろうとする陽月を「無理すんな」と言ってハグしたり、クズっぷりが止まりません。
ドラマは残り2話。海斗が更生したらしたで気持ち悪いなあと思うのですが、果たしてどんな結末を迎えるのか注目です。
配信: サイゾーウーマン