中学受験、50校の説明会に参加した母が語る「成功体験」――学校選びに失敗しない視点とは?

データだけでなく「我が子に合う」学校を

 現在、紗良さんはテニス部でレギュラーとなり、学園生活をますます謳歌している最中だというが、それは和歌子さんも同じらしい。

 「実は私も保護者用の合唱サークルに入りまして、文化祭でのお披露目に向けて特訓中なんです。紗良のおかげで、満たされなかった学校生活を取り戻せているような感じがしています。やっぱり、自分に合う場所に身を置いたほうが絶対に楽しいですし、その環境を自ら選べるというのはたまらなく魅力的ではないでしょうか。親として娘にそういう環境を用意してあげることができて、とても満足しているところです」

 賛否両論がある中学受験であるが、筆者の取材経験では、和歌子さんのように数字などのデータにとらわれず、「我が子に合う」という視点で学校選びをした家庭の満足度は高いという印象を持っている。中学受験の参考になれば幸いだ。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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