【梅雨時期のメンタル不調】5月病より注意?《6月病》ってなに?原因と対策を心理カウンセラーが解説

【梅雨時期のメンタル不調】5月病より注意?《6月病》ってなに?原因と対策を心理カウンセラーが解説

6月病の主な症状

 6月病の主な症状は、
・不安な気持ちになりやすい
・うつ症状がある
・体がだるい、重い
・眠りが浅い、眠りの質が良くない
・食欲が減る、またはとても増える
このようなことが挙げられます。人によって不調の表れ方が違いますので、上記以外のこともあるでしょう。 5月に感じた不調が大きくなっていたら危険信号だと考えてください。


日記のイメージ

対策は、まずは自分の不調のサインを知ること

 まずは「自分の不調の表れ方」を自分で知ることが大切です。 おすすめの方法は「日記を書くこと」。

日記を書くときのポイントは4つ。
・「良くなかったこと、良かったこと」ではなく「自分ができなかったこと、できたこと」を書く
・「できなかったこと、できたこと」に対する自分の素直な気持ちを書く
・その日、五感で感じたことを書く(見る、嗅ぐ、味わう、聞く、触れる)
・その日、自分にとって「心地よかった」ことを書く
これらのことを書いてみましょう。書くのは夜の落ち着いた時間がおすすめです。 何日も続けて書いていると、“自分のデータ”になります。データを読み返すことで「できなかったこと」が可視化されます。「不調の表れ」は「できなかったこと」を読み返すと分かることがあるのです。

 大切なのは、「ちょっとした不調を見逃さない」ことです。なぜなら調子の悪さは少しずつ表れてくるもので、いきなり底をつくわけではないからです。

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