九州地方では保育支援が多い
ワープシティに掲載されている支援制度の割合とその地方別の分布を見ていこう。
カテゴリー割合は、住宅支援が24.3%で最も多く、次いで保育支援が19.1%、移住支援が16%。
地方別のカテゴリー割合は、北海道から九州地方までの各地域で、住宅、保育、移住、仕事、医療、教育の支援制度がどの程度提供されているかが示されている。
地域ごとに支援の重点が異なり、北海道では医療支援が比較的多く、九州地方では保育支援が多いことがわかる。移住先選びの際に参考にしてみよう。
地域の情報や魅力を発信できる機能を導入
Rebirthの代表取締役である船方氏は、前職でふるさと納税事業の経験を活かし「ワープシティ」の事業を始めた。
地方の最大の課題は「地域に人がいないこと」。人口減少は地域資源の衰退や事業継承の困難を招き、空き家や耕作放棄地帯などの問題を引き起こす。地域を活性化するためには、地域に人が集まって生活することが不可欠だ。地方移住の促進により、地域経済の活性化と生活の向上が可能となる。
この中長期的な持続と発展のために、移住・定住を促進することが最も重要だと考え「ワープシティ」を立ち上げた。ワープシティは、県や自治体が無料で自由にサイトにログインし、地域の情報や魅力を発信できる新たな機能を導入。この機能は、日本の課題解決の一歩であり、多くの県や自治体に利用して欲しいと考えているという。
地方移住を希望する人と、移住先の自治体にマッチングを促すポータルサイト「ワープシティ」を、この機会にチェックしてみては。
ワープシティ:https://warp.city
ワープシティ2周年記念、データで見る地方移住のこと:https://warp.city/features/2nd-aniv
(江崎貴子)
配信: STRAIGHT PRESS
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