猫の『座る位置』4つのパターン別に分析する猫のキモチ あなたから見て愛猫はどこにいる?

猫の『座る位置』4つのパターン別に分析する猫のキモチ あなたから見て愛猫はどこにいる?

愛猫がくつろぐとき、あなたの膝の上に座りますか。それとも、あなたの見えない場所に座りますか。猫が「座る位置」によって、飼い主への信頼度と猫の気分がわかります。詳しく解説していきましょう。

3.手は届かないけど見える場所

見える範囲にはいるけれど、手が届くほど近くはない…ということもあると思います。これは信頼度という点ではやや低め。本当に信頼できるかどうか探っている状態です。

とくにあなたから見て猫が高い位置に座っている場合は、警戒心があるかもしれません。

棚の上やキャットタワーの上部は全体を見渡せる位置であり、何かあればすぐに逃げられる場所だからです。ただし、わざわざ見える範囲に座っているということは、「優しくしてもらえるかな?」と期待を寄せているとも考えられます。

また、信頼度は高いけれど「今は気分じゃない」という場合も。なんとなく触られたくなくて遠くにいるのでしょう。近くで座ることもあるのなら、あまり気にしなくても大丈夫です。

4.姿が見えない場所

猫があなたから見えない場所に座っている場合は、信頼度は低いといえます。警戒心が強く働いており、意識的にあなたから逃げている状態です。「怖い」「なにかされるかも」という気持ちなのかもしれません。

これは野良猫を保護したときや、爪切りをしようとしているときなどによく見られるパターンです。人間が近寄ると体をこわばらせたり、うなったりします。そんなときは無理矢理近寄らず、優しく名前を呼んで安心させてあげるといいでしょう。

ただし、見えない場所にいるだけで普段と様子が変わらないケースもあると思います。このようなときは単にひとり時間を楽しんでいるだけなので安心してください。誰にも邪魔されず毛づくろいやお昼寝を楽しんだら、あなたの見える場所に戻ってくるはずです。

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