「母の愛」は炎より強い!全身やけどを負って子猫を助け、伝説になった母猫 米国

「母の愛」は炎より強い!全身やけどを負って子猫を助け、伝説になった母猫 米国

火災に巻き込まれ、燃えるガレージに何度も走って5匹の子猫を運び出した野良の母猫。自身は大やけどをしてしまいました。治療を終え、飼い猫となった12年後に病気で亡くなった猫ですが、その勇気はいまも人々の感動を呼んでいます。

勇気をたたえて賞を創設

画像はイメージです

この美談は国際的にも関心を集め、母猫には7000通を超える里親希望者があったといいます。そしてScarlettを迎えたのはWellensさん一家でした。家族は長年この猫にたっぷりの愛情を注いで育ててくれました。

Scarlettはその後も世間の注目を集め続けました。さまざまな報道機関がニュースを報道し、タレントのOprah Winfreyさんもこの猫の「大ファン」だと公言しています。

残念ながら、2007年に13歳になったScarlettは手術の不可能な重いリンパ腫と診断されました。数ヵ月にわたる化学療法の末、家族は「最愛の猫が苦しむ姿を見られない」として、安楽死させる苦渋の決断をしました。2008年10月のことです。

その後「North Shore Animal League America」は、この猫の偉大な勇気をたたえて「Scarlett賞」を創設。自分の命を顧みずに勇敢な行動を取った動物に授与したそうです。

出典:Scarlett, a story of devotion and courage

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