引き続き南海トラフ地震に備えることが大切!
先日発生した豊後水道の地震が南海トラフ地震の引き金になる可能性は否定されているものの、前回の南海トラフ地震から約80年が経過しており、切迫性が高まっている状況に変わりはありません。
また、豊後水道の地震では最大震度6弱の揺れを観測し、建物に被害が出たり、怪我人が出たりなどの被害が発生しました。今回被害が大きかった愛媛県や高知県では、南海トラフ地震で最大震度6~7が予想されており、さらに大きな揺れと被害をもたらす可能性があります。
地震への関心が薄れないうちに防災用品の見直しやハザードマップ・避難経路の確認を行い、今一度防災意識を高めましょう。
〈執筆者プロフィル〉
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。
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配信: 防災ニッポン