怒って攻撃になっている猫の対処法は?
猫が怒りで攻撃的になっているときは、話しかけたり、止めようとせずに落ち着くのを待つのが基本です。攻撃が激しく怪我のおそれがあるような場合は、そっと距離を取り、ほかの部屋に避難して飼い主さんの安全を確保しましょう。激怒症候群の猫も同様に対応します。
制止できないほどの攻撃行動は猫にとっても、飼い主さんにとっても危険です。獣医師の診察を受け改善に努めるようにしましょう。
受診の際は、攻撃行動の前後の様子を記録し伝えられるようにしておくとスムーズです。また飼育環境などもメモをしておくと原因の特定に役立ちます。
激怒症候群の場合は原因が不明なことが多いため、完治は望め無い可能性が高いです。しかし脳の異常が関連しているということも一説にあるため、薬によって症状をコントロールできる可能性があるようです。獣医師とよく相談し上手に付き合っていきましょう。
まとめ
ある日突然、制御できないほどの激しい攻撃行動をするようになる激怒症候群。まだまだ症例が少なく、わからないことも多い病気です。
激怒症候群の猫は、飼い主さんや仲の良い同居の動物に対しても本気で攻撃をしてきますので、場合によっては大怪我のおそれがあり大変危険です。また激怒症候群の猫も攻撃行動の際に怪我をしてしまう可能性があります。
お互いの安全のためにも疑いがある場合は、早めに動物病院を受診し、適切に対処する必要があるでしょう。
激怒症候群は、生涯に渡って付き合っていくことになりますので、信頼できる獣医師を見つけられるかどうかも重要になります。
配信: ねこちゃんホンポ
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