神戸学生青年センターと共同運営
そして、この構想を初期から共に考え続けてきたのが、ウィメンズハウスを共同運営する神戸学生青年センター。コロナ禍以降、外国人留学生や学生が特に生活に困窮している現状を聞き、様々な背景を持つ女性たちが共に暮らす「相互補助のコミュニティ」をウィメンズハウスでつくりたいと考えるようになったという。
そして地元企業のコープこうべが、自社の使われていない施設をウィメンズハウスに提供することとなり、遊休施設を社会貢献事業に活用する形で、プロジェクトがついに始動した。
全40部屋+共有スペース
「六甲ウィメンズハウス」では、全40の部屋に加え、
ロビー・学習室・コミュニティカフェ・シェアオフィス・相談室といった共有スペースを設置。女性支援の経験のあるスタッフが常駐することも予定しており、共有スペースで、子どもだけでなく、ステップ・アップをめざす女性たちも学習支援が受けられるようにしていく。
今後は相談体制を充実させ、支援者が常駐している環境で生活することにより女性たちが困ったときは心理的なケアを受けられることを目指すという。
部屋のタイプは入居想定人数に合わせ、約28㎡を中心に3~5万円台の全8タイプを用意。敷金・礼金は不要だ。
配信: STRAIGHT PRESS