茶の栽培・製造・販売を行う豊好園は、お茶好きな人のための体験型お茶カフェ「茶農家の茶店 HOUKOUEN」を、静岡県静岡市にて、6月末にオープンする予定だ。
製茶工場併設のお茶カフェ
時が刻まれた梁や碍子などはそのままに、時代を経たアンティークな製茶機械を設置し、茶を飲み香りを愉しみながら、製茶工程を見学体験できる小さな茶農家カフェ「茶農家の茶店 HOUKOUEN」。豊好園母屋の前に長年放置された、ほぼ廃屋の古民家を改装しており、石垣を手積みし縁側を自作し茶樹を植え、時を重ねることで徐々に完成していく、製茶工場併設の新たなコミュニケーション型のお茶カフェだ。
本当に美味しい日本茶を生産現場でダイレクトに味わってほしい、そんな豊好園の長年の想いをカタチに、カッチャンカッチャンと響く精揉の音と鳥たちの囀りを聴きながら、茶農家が仕立てる自慢のお茶を心ゆくまで堪能しよう。
製茶場と畳の間でお茶を堪能
「茶農家の茶店 HOUKOUEN」では2つのエリアを用意。製茶工程のデモ体験はもちろん、普段は茶農家カフェのお茶飲みスペースの1つとして開放される製茶場では、この場で揉まれたお茶を製茶機械の中で楽しむ、全く新しいスタイルとして利用することができる。
北欧デンマーク「レ・クリント」のやさしい灯りのなか、午後~夕刻にかけ美しく静かな時を過ごそう。
2Fは、時代を経た梁とアンティーク傘照明が美しい「畳の間」に改装。
梁・天井はそのまま活かしたお茶飲みオープンスペースとして開放し、東面に採光窓、壁面の地窓からは1Fの製茶場を、少しだけ垣間見ることができる。
配信: STRAIGHT PRESS