「どっちでもいいのでは?」との声も
X(旧ツイッター)で2024年6月10日(月)、「ご飯の位置」がトレンドワード入りしました。とあるインターネットメディアが取り上げた、「(食事の配膳で)『ご飯の位置は左側』と配偶者に指摘したら『どっちでもいい』とキレられた」と記事が発端になっているようです。
このトレンドワードに多くのユーザーが反応。
「子どもの頃からお茶碗が左側だったから、逆なのを見ると気持ち悪い」
「最近SNSでご飯とみそ汁が逆なの見掛ける。若い人は気にならないのかな」
「育った環境や地域性でも変わってくるのでは?」
「ご飯とみそ汁の位置で言い合いしてる人たち生きにくそう。そっちでもええやろ」
など、さまざまな立場の意見が飛び交っています。
中には、
「おみそ汁が左、ご飯が右……こういうところに“真の貧しさ”が垣間見える」
という過激な書き込みをするアカウントもあり、それに対しては批判的な反応が多く見られます。
米粒が残っているお茶碗
ご飯の位置より「気になる食べ方」が
一方、
「ご飯の位置より米粒を残さず食べる方が大事だと思う」
「米粒残すな、食事中にひじ付くな、は分かる。配膳の位置で怒られるのは厳しいな……」
という声も。“一粒のお米には七人の神さまがいる”という古くからの言い伝えに則って、一粒も残さず平らげることで食べ物への感謝を表すという人が多いようです。
ただ、「農家の友達ががんがん米粒残していたのを見て、どっちでもいいのかな、と思うようになった」という声も。
また、食事をする機会が多く相手の所作に目が行きがちな「婚活」の場でも、ご飯の食べ方についてはさまざまな価値観がすれ違うようで、婚活中のユーザーたちからの投稿も多く見られます。
「食べ方が汚かったり、米粒が残ってるお皿見ると一瞬で冷めちゃう」
「女性は特に気を付けた方がいいよ。食べ方が汚いせいで次はないって男性に思われちゃうことはよくある」
「私のエビ天1個ちょうだいって相手に言われたんだけど、無理過ぎる」
などなど。
人それぞれ価値観の違いはありますが、それを他者とすり合わせるのは簡単ではないようです。自分のマナーを無理に押し付けるのは人間関係上のトラブルになりかねませんが、相手に不快感を抱かせ過ぎない程度には食事の所作を身に付けておきたいものです。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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