3.「かわいい」
おそらくどこのご家庭の猫たちも、自分の名前を「かわいい」だと思っているのではないでしょうか。そのくらい愛猫に対して「かわいい」という言葉をかけていると思います。
我が家ではテレビを観てかわいいと言っても、自分のことだと思って猫たちがテレビ前に集まってきます。
テレビ画面ばかり見ていると「私のほうがかわいいでしょ?」と言わんばかりに視界に入ろうとしてくるので、「かわいい」が良い言葉であることがわかっているようです。
実際に「かわいい」という言葉に反応する猫は多いようで、自分の名前を呼ばれたのと同じくらい反応する猫がたくさんいます。
猫は人の言葉がわかる?
猫は人間の1歳半~3歳程度の知能があると言われていて、簡単な単語であれば理解できるようです。また、猫は聴力も優れているので、人間の発した言葉の音の違いが聞き取れている可能性もあります。
そのため、飼い主が嬉しそうに猫の名前を呼んだり、かわいいと褒めたりするとその言葉を「良いものだ」と覚えるのです。
なお、猫は単語とその時の感情を結び付けて覚えているようで、先程紹介した好きな言葉だけでなく、嫌な言葉も同じように覚えています。
「病院」や「爪切り」、「お留守番」などの言葉を聞くと、隠れたり逃げたりする猫も多いのではないでしょうか。
このように、猫は人間の言葉を少しだけ理解できることがわかっています。言葉をかけているときの飼い主の反応や声のトーンもよく見ているので、猫を叱る時に名前を呼ぶのはやめましょう。
自分の名前を呼ばれると怒られる、と学習してしまうのは悲しいですよね。愛猫の名前を呼ぶときは、愛情を持って優しく呼びかけるようにしましょう。
配信: ねこちゃんホンポ