炊飯器の「早炊きモード」にデメリットあるの?
炊飯器には通常の炊き上げモードの他に、早炊きモードもありますよね。普段から早炊きモードしか使わない人もいれば、通常炊きモードのみという人も。そもそも早炊きモードには、なにかデメリットがあるのでしょうか? ネット上でも使い分けに関する議論が白熱していました。
早炊きモードは名前の通り、通常炊きモードより炊きあがるまでの時間が早いモードのこと。時短になるのが最大のメリットで、ネット上でも「どうせ炊けるなら時間が早いに越したことはない」「早炊きの存在を知ってから早炊きしか使ってない」といった肯定的な意見があがっています。
早く炊ける反面、デメリットも…
早炊きモードが通常炊きモードより短い時間でご飯を炊ける理由は、ご飯を炊き上げる工程が違うから。通常炊きモードは大きく4工程あります。まずは水を加温しながらお米に吸水させた後で水を沸騰させます。そして沸騰状態を維持して炊き上げたら、最後に蒸らして完成です。
一方の早炊きモードでは、吸水工程と蒸らし工程が短縮、あるいは省略されます。通常炊きモードより30分程度早く炊き上がるものの、工程の違いによってお米に固さが残ったり表面が水っぽくなってしまう可能性があるようです。実際に「早炊きは品質を犠牲に時間短縮するものだからおすすめしないかな」「工程を省略しているから、時間に余裕があるなら通常炊きにした方が良い」といった否定意見も見られます。
早炊きモードに関する議論は、「アメトーーク!」の「せっかち芸人」の回でも白熱していました。せっかち芸人のバカリズムさんが、「早炊きで炊けるんだから早炊きを普通にして、じっくり炊きたい人をじっくり炊きにしたらいい」と持論を展開。一方で同じくせっかち芸人でありながら家電芸人でもある土田晃之さんは、「家電メーカーさんが一生懸命作られたモノなので、できれば普通に炊いて頂きたい」と語っています。
配信: LASISA