猫の『皮膚糸状菌症』とは
皮膚糸状菌症は、カビの一種が引き起こす感染症です。菌の形状が糸の形をしているので「糸状菌」といわれており、「真菌」に分類されます。
子猫や老猫、持病がある猫など免疫力が弱い猫によく見られ、他の動物や人間にもうつる可能性がある病気です。
周囲の環境から菌が付着して増殖することが原因ですが、免疫力の低下なども発症しやすくなる要因になります。
猫の皮膚糸状菌の症状は?
猫が皮膚糸状菌症に罹患すると、主に次のような症状があらわれることがあります。
脱毛
赤み
フケ
かゆみ
かさぶた など
猫の場合だと、とくに顔の周りと耳や鼻、手足にこのような症状がよくみられます。通常の皮膚の炎症に比べてかゆみが弱いこともあり、脱毛して初めて気づくことが多いです。
なお人間が感染すると、同じようにフケ・かゆみなどがあらわれて「リングワーム」と呼ばれる円形の皮疹がみられます。
わたしも感染したことがありますが、しっかり腕にリングワームが2つできました…。
配信: ねこちゃんホンポ