安い米がおいしくなるのは?3つの炊き方を比べた結果「これか!」「冷めてもやわらかい」

安い米がおいしくなるのは?3つの炊き方を比べた結果「これか!」「冷めてもやわらかい」

安いお米をおいしく炊くにはどうすればよいのでしょう?にがり、昆布、はちみつを入れると上手に炊飯できると言われているため、それぞれの食材を加えてごはんを炊いてみました。本記事では詳しい手順をご紹介しつつ、味や食感を比較検証します。お米が一番おいしく炊けたのは果たしてどの食材?

安いお米のおいしい炊き方は?3つの方法を比較検証!

日本の食卓に欠かせない食材といえばお米。売り場にはさまざまな銘柄が並んでおり、価格帯も幅広くラインアップしています。

ハイグレードなブランド米を選びたいところですが、家計を考えるといつもというわけにはいきませんよね。安いお米でも、なんとかおいしく炊飯する術はないのでしょうか?

よく聞くのが、にがりや昆布、はちみつをちょい足しするという裏技。本記事ではこれら3パターンの方法でお米を炊き、味や食感を比較検証しますよ。

1. にがりを入れて炊飯

にがりとは、海水を煮詰めて塩を抽出したあとに残る液体のこと。豆腐を作る際の凝固剤としてよく用いられる食材です。

炊飯時に少量加えると、にがりの主成分であるマグネシウムがお米の細胞壁に結合し、細胞が壊れるのを防止。水分と旨みが逃げにくくなるため、お米がベタつかず、ふっくらつやつやに炊き上がると言われています。

ふっくら。やわらかすぎず硬すぎない絶妙な食感

加えるにがりの量は、米1合に対してわずか1滴。「たったそれだけで効果が出るの?」と、あまり期待をせずに炊飯してみると……。

ごはんをかき混ぜた瞬間に、普通に炊飯したときとの違いがはっきりとわかりました。炊き立てでもまったくベチャッとしておらず、食べなくてもわかるほどにお米がふっくら!

やわらかすぎず硬すぎない絶妙な食感で、米本来の旨みや甘みもしっかりと引き出されているように思えました。

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